10.ノズルガイドの長さを求める
ノズルの内部を塞いだら、ノズルガイドの先端を切り落とし長さを調整します。
長さの調べ方は、スパーギヤとピストンを抜いたメカボックスでセクターギヤを指で回し、ノズルの後退量Aを調べます。
次にノズルガイドを抜いた状態で銃を組み立て、ノズルを先ほど調べたAまで指で後退させます。これでノズル後端からフレームロックまでの長さCが分かります。
あとはノズル内の空洞Bを測り、BとCを足せばノズルガイドの長さが分かります。 |
11.ノズルガイドの切断
ノズルガイドは、金属切断用のノコギリ(金ノコ・百均で購入可能)で切断します。先ほど求めたノズルガイド長より、2mmほど短かく余裕を持って切ればよいでしょう。
ガイドの先端はスプリングが引っかからないよう、先を丸く削っておきましょう。
切断したら仮組みをして、ノズルを指で動かしガイドが内部のゴムと干渉しないか(つっかえないか)確認しましょう(これはとても重要です!)。 |
12.ノズル外周の空気漏れチェック
上写真の状態で、ノズル前方を塞ぎつつ下から口をつけて息を吹き込みます。空気が入らなければ、ノズルとシリンダーヘッドの間に空気漏れはありません。
ですが少しずつ空気が入ると、シューという小さな音が聞こえるので、ノズルの先端と後ろ側のどちらから音がするか聞き分けてください(両方から聞こえる場合もあります)。この音のする方向にあるノズルOリングから空気が漏れているので、シールテープで空気漏れを防ぎます。 |