電拳Q&A掲示板

新品USPで初速が出ない・飛ばない

投稿日 : 2017/01/16(Mon) 18:35
投稿者 アクア
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初めて投稿させて頂きます。
質問ばかりで申し訳ございませんが、よろしくお願いいたします。
 今年に入ってから東京マルイの電動USPを2丁購入し、箱出し状態でサバゲーに持ち込みましたが
不具合の為、役に立ちませんでした。
症状としては
@フィールドでの弾速が測定不能な程低い。飛距離も5〜10m(セミ)
Aフルで1マグ撃っているうちに良くなり、30〜40mは最終的に飛ぶ
B30分位で@に戻る
ここ数日の寒さで新品のパッキン・グリス等が固いのが原因?と思い
300発程撃ちましたが、時間が経つと@に戻ります。

帰りに購入店にも相談し、症状も確認してもらいましたが「似たような症例があり(チャンバー)パッキン?が
寒くて硬くなっているだけだと思うのでもう少し様子見て」との事でした
その際もっと詳しく聞けば良かったのかもしれませんが・・・

質問は
1.このまま使用してパッキン等の早期劣化につながらないか?
2.電動ハンドガンの慣らし?は何発位撃てば良いのか?
3.初期不良に当たるのか当たらないのか(当たるならばマルイに送るのが良いですか?)
4.電動ハンドガンも冬場(関東)は使い物にならないの???
5.仮に自分で修理を考えた場合、どの辺りが怪しいでしょうか?
サバゲーで使用したのは1丁だけですが、帰宅後箱に入ったままの
もう1丁も自宅で計測した結果15m/s位しか出ませんでした。
(セミで数発撃っただけですが)

当方の知識不足等もありますがご意見頂けますと助かりますので宜しくお願い致します。
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Re: 新品USPで初速が出ない・飛ばない
投稿日 : 2017/01/17(Tue) 02:51
投稿者 南木
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アクアさん、はじめまして。当サイトの管理人・南木です。

詳細な状況をお知らせいただきまして、ありがとうございます。

最初は初速が低くて飛ばず、1マグほど撃つと飛ぶようになり、でもしばらく撃たないとまた飛ばなくなるという症状ですね。

新品で二丁とも同じ症状となると、外的要因とも考えられますが、まず怪しいのはグリスかゴム類関係だと思います。

その上でご質問にお答えしますと、

1.このまま使用してパッキン等の早期劣化につながらないか?

 状況によっては、パッキンの劣化につながる場合もあります。例えばノズルが入りすぎパッキンを広げたり、ノズルとチャンバーの間にはさまってパッキンが圧迫されてたりすると、変形したり破損する可能性もあります。

2.電動ハンドガンの慣らし?は何発位撃てば良いのか?

 通常は100発ほど撃ってからバレルやチャンバーを清掃すれば、慣らしは十分です。ただ200発撃ったときに再度バレルチャンバーを清掃し、その際にグリスの付着が認められた場合は、その後も100発撃っては清掃を繰り返し、グリス汚れが確認されなく丸まで繰り返す必要があります。

3.初期不良に当たるのか当たらないのか(当たるならばマルイに送るのが良いですか?)

 初期不良かどうかはマルイが判断することなので、電拳としてはなんともいえません。ですのでマルイのサービスに電話して状況を説明し、どのようにすればよいか尋ねてみてください。
 もし電話で説明する際は、慣らしで撃った弾数や同時購入した二丁とも同じ症状が出ること以外に、銃を保管している部屋の温度や、使用するときの温度も一緒に伝えた方が良いかと思います。もし保管場所の気温がマイナスの場合、部屋の温度が低すぎることが原因と言われるかもしれません。

4.電動ハンドガンも冬場(関東)は使い物にならないの???

 純正バッテリーの場合、気温がマイナスになると連射が遅くなったり、カスタム銃の場合はまったく動かなくなる場合があります。同じくマイナス温度で長時間置いていると、ゴム類やグリスが硬くなって、初速が下がって飛ばなくなることがあります。
 ただし充電直後の温かいバッテリーを使用したり、バッテリーや銃本体を人肌で(ポケットや懐に入れて)温めておけば、ゲーム中(10〜20分程度)なら問題なく使用できますし、気温が10度くらいなら温めなくても若干連射速度が下がる程度で他に影響はありません。

5.仮に自分で修理を考えた場合、どの辺りが怪しいでしょうか?
 まず怪しいと思われるのは、ゴム類とグリスです。寒さでゴムが縮んだり割れた場合、初速は下がります。ただし銃を撃つと割れや縮んだ隙間をグリスが埋めて、初速が復活することがあります。またグリスが硬くなっていたり量が少ないと、同じく初速が下がります。ただし銃を動かすことでグリスがかき混ぜられ柔らかくなると、隙間を埋めて初速が復活することがあります。

 このため対策としては、まず銃の不調が気温の低下によるものなのか、それ以外に原因があるのかを確かめるため、常温(10〜30度ほど)の場所に長時間放置し、それから正常に作動するかどうか確かめてみてください。朝から昼過ぎまで日のあたる窓際に、布に銃を包んで置いておけば、良い具合に温まると思います。
 これで充電直後のバッテリーを使って正常に動かなければ、マルイに電話をして対応をたずねてみてください。常温で正常に作動しない、数百発の慣らしをしてもダメ、二丁同時に買ったがどちらも同じ症状、バッテリーは充電直後の純正品、購入は今年で領収書(レシート)あり。ここまで条件がそろえば、おそらくマルイに送ったあと二週間ほどで修理品か新品が送り返されると思います。
 もしカスタム銃やリポバッテリー使用の場合、自分で修理になります。この場合はまずはメカボックスまで分解して、パーツに割れや変形がないか確認。不備のあるパーツが見つかれば、交換。その上で清掃を行い、グリス類を塗り直します。大抵の不調はこれで直ります。
 それでも直らなければ、ゴム類の総入れ替えとなります。パッキンやOリングなどですね。


今回は気温が低すぎるのか、それともゴム・グリス類に原因があるのではと判断しましたが、もちろんまったく違う・予想もしないような原因である可能性もあります。

ですので電動ガンの分解や調整に慣れておられない場合は、無理をせずマルイに相談されることをお勧めしたいと思います。

もし以上の説明で何か分からないことがあれば、お気軽にお尋ねください。

南木
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