今までエアガンの分解などしたことがなかったのですが、先日腕試しにと、G18Cの
分解と改造を行いました。

改造パーツは
PDI SCORPION90 スプリング
PDI ハイスピードシリンダー
NINE BALL マルイ　電動グロック18C　インナーバレル
の３点です。

うまく組めたのですが、セミオートで撃つと１／３位の確率で弾が発射できないトラブルが発生するようになりました。
不発となる時は、トリガーを引くとメカボは「ギュウ」と音を立てて動き出すものの、発射に至る直前に、スプリングの力に負けて、途中でピストンが戻って来てしまうような感じとなります。ちなみに、フルオートでは勢いがつくせいか正常に発射できます。

素人目に、「ギアタイミングのずれ？」「スプリングが強すぎる」の２点を疑っています。もし、原因とその対処法など分かりましたらご教授頂けませんか？

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　ATCさん、こんにちは。南木です。

　ご説明いただきました状況から察すると、おそらくATCさんの想像通り、スプリングの力にモーターのパワーが負けているように思えます。そこでより状況を正確に把握したいので、次のご質問にお応え願えないでしょうか。


１．シム調整はしておらず、モーター位置調整ネジもさわっていない。
　シム調整やモーター位置調整を失敗しているとギアの摩擦抵抗が大きくなって回転が悪くなり、モーターに負担がかかります。モーターに負担がかかると、上記のように強いスプリングを引くことが出来なくなります。でも、今回はこのケースではないと思います。

２．今回組み込んだ三点のパーツ以外は組み込んでいない。
　スプリングに下駄をかませて強化していると、スプリングの力にモーターが負けるようになります。なにもパーツを加えていなければ、おそらくこれもないでしょう。

３．通常に撃てる時でも、以前よりキレがなくなった。
　もしモーターの力がスプリングに負けているなら、正常に撃てる時でもセミでの切れ味(レスポンス)が悪くなっているはずですし、連射速度も体感できるかどうかという範囲で悪くなっているはずです。このような状況になっていると思いますが、どうでしょうか？

４．各部へのグリス充填は十分に出来ている。
　もしシリンダーのグリス量が少ないと(というより、塗り忘れた場合)、上記のような症状が出ますが、おそらく忘れることはないと思います。ですので、これは大丈夫だと思います。

５．マイクロニッカドバッテリーを使っている。
　もし現在使っているバッテリーがマイクロニッカドバッテリーであり、しかも購入してから一年以上の年月が経っている場合、バッテリーの能力自体が下がっている可能性があります。もしニッケル水素バッテリーを使用している場合でも、個体差によりバッテリー能力が下がって可能性があります。バッテリー性能が悪化すると、スプリングを最後まで引けなくなります。

　現在わたしがもっとも怪しいと思うのは、５のバッテリーです。ですので、今使っているバッテリーの種類と、バッテリーを購入してからどれくらいの年月が経つのか、またカスタム以前にバッテリーが弱っていると思ったことはないかどうか(連射速度の低下とか、撃てる弾数の減少とか)を教えて頂けないでしょうか。もし予備バッテリーをお持ちの場合は、それらのすべてで同じ症状が出るのかどうか、充電直後でも症状は出るのかどうかについても教えてほしいです。

　原因がバッテリーにあるなら、単純にバッテリーを買い換えるのが良いのですが、もしかするとバッテリー以外に原因があることも考えられます。ですので、もし身近に電動ハンドガン用の充電器とバッテリーを持っている人がいれば、一度借りてみて自分の銃に試してみられることをお勧めします。可能性は低いですが、充電器が壊れている可能性もあるので、充電器とバッテリーのセットで借りてください。これで正常に動けば、原因が充電器かバッテリーのどちらかだとはっきりさせることが出来ると思います。
　もしマルイ純正の充電器以外を使っているなら、いちど純正の充電器で充電してみてください。


　もしそれでもダメなら、もう一度みんなで一緒に考えて見ましょう。(^^;)

南木

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