修理後の再トラブルと、その後の対応
投稿日 | : 2008/08/21 16:52 |
投稿者 | : USP |
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1カ月ほど前、メカBOXのガワの破損で修理に
出した銃が帰ってきてから、バッテリーが死んだ。
修理後1回目、若干元気が無いなと感じたが
修理期間中の自己放電もあるだろうから
何度か充放電を繰り返せば復活するだろうと思ったがドンドン調子が悪くなり数回で完全に死んだ。
おかしいと思い途中でメカBOXを空けて見たら
セクターギアがキツキツの状態になっていた。
一番薄いワッシャーでもキツく、ワッシャーを取り付けない状態でやっとスムーズに回った。
軸受けはキチンと、ハマっていたので交換したメカBOXのガワ(個体差が大きいのだろう。まあ、だからこそワッシャーで個別調整が必要なんだろうがマルイは全て同じ位置に同じ物を入れる主義のようだw)が原因だろう。
しかし、気付いた時には遅かった。まさか修理でやられるとは・・・。
自分が見る限り他に原因が考えられなかった(修理とバッテリー寿命がピンポイントで重なるか?)のと、セクターギアの重さが異常(ロックはしてないがセクターギア単体だけで相当なストレスになるだろう重さ)だったので、マルイに再修理に出した。
ところが、帰ってきた返答は「問題ありません。電圧や抵抗を調べたが以上は無い。」だった。中身を調べたんか?と聞いたら「まだ空けてない。」だった。わざわざセクターギアのキツさが原因じゃないかと指摘して送り返してるのに分解チェックすらしない。中身確認してから掛け直せと言ったら10分後の電話で「他のギアと比べれば若干重いですが指で軽くスムーズに動きますよ。」だってさ・・・。
ありえへん。ギアの作動確認もしない手抜き修理の次は自分のミスを認めず嘘つきよる。マルイ恐るべし・・・。マルイの修理技術や修理担当者の言葉を信じてはダメです。自分でバラせる人は自分の目と手で確認しましょう。ノーマル部品の交換であってもです。バラせない人は自分はクジ運が良いと祈りましょう(ちゅーか買うの、やめましょう。僕はマルイ製品は2度と買わない。)。
あまりにも強烈に開き直られてしまったのと、バッテリーは交換する(本体はそのまま)との事だったので、これ以上話しても意味ないな、
「問題ない。」の一点張りになるやろなと思い、
諦めたが全くトホホな話や・・・。
バッテリー交換なだけマシと考えないかんのかな?
皆さん、気を付けて下さいね。
泣き寝入りはダメですよ。
戻ってきたら小細工してないか、また分解してみます。本当にそのままだったら、また壊れちゃうもんね。
Re: 修理後の再トラブルと、その後の対応
投稿日 | : 2008/08/21 20:27 |
投稿者 | : 南木 |
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USPさん、こんにちは。南木です。
今回もかなりヘビーな内容ですが、不幸にもめげずまたご報告を頂けましたこと、感謝いたしております。(^^;
>おかしいと思い途中でメカBOXを空けて見たら
>セクターギアがキツキツの状態になっていた。
ギアの両軸から負荷(圧力)がかかって、回らないようになっていたのですか。これではバッテリーがやられてしまうのも無理はないと思いますが、まさか修理から帰って来た状態でこのような異常が発生しているとは夢にも思いませんよね。これは不幸というより、マルイ側のチェック体制に問題があるように思われますね。
>ガワ(個体差が大きいのだろう。まあ、だからこそワッ
>シャーで個別調整が必要なんだろうがマルイは全て同じ
>位置に同じ物を入れる主義のようだw)が原因だろう。
これまで数多くのメカボックスを分解してきましたが、ワッシャ(シム)はすべて規定通り取り付けされており、個体によって数や厚さが異なるということはありませんでした。つまりUSPさんのおっしゃる通り、個別調整は行われてはいません。
というのも、メカボックスのガワやギアに異常があれば、組み立て前の検査ですべて除外されているという建前で最終組み立てを行っていますので、組み立て段階でわざわざ個別調整する必要はないからです。もちろんそれでも異常が発生する可能性はあるので、ガワと軸の間は最初から多めに隙間が取られています。だからこそ、自分でシム調整をする余地が残されているわけですが。
ですので本来は隙間ができていて当然のガワと軸の間ですが、やはりメカボックスのガワに歪みがあったのか、それともギアの軸側の厚さに異常があったのか、いずれかの理由で隙間がなくなりギアが回らなくなったのでしょう。
>中身を調べたんか?と聞いたら「まだ空けてない。」だった。
>わざわざセクターギアのキツさが原因じゃないかと指摘して送
>り返してるのに分解チェックすらしない。
仕事を「やらされている」人間は、とことん楽をしようとしますので、形式的な表面上の作業をしただけで「仕事をした」と思ってしまうんですよね。これはマルイの修理部門に限らず、仕事に携わる人間すべてにいえることですが……。偽装問題が当たり前のように取り沙汰される今日ですが、給料をもらって働いている人間はもっと「プロ」としての意識を持って欲しいです。
>中身確認してから掛け直せと言ったら10分後の電話で「他
>のギアと比べれば若干重いですが指で軽くスムーズに動きま
>すよ。」だってさ・・・。
おそらくマルイの修理係りが作業を急いだため、セクターギア以外のパーツを抜いた後にメカボックスのネジ止めをせず、メカボックスを手で挟んで閉じただけでギアの回転を確かめたのではないでしょうか。メカボックスをネジ止めした場合、ギアはメカボックスの左右から強く圧迫されるので、ガワと軸の間に隙間がなければギアの回転は非常に悪くなります(場合によっては回転しません)。ところが手でメカボックスを閉じた場合、ほとんど圧力はかかりませんのでガワと軸の間に隙間がない状態でも簡単にギアは回ります。
ちゃんとした修理マンならこれくらいのことは常識なのですが、初心者の修理マンや急いでいる場合の修理マンだと、こうした基本も知らずに作業をして「軽くスムーズに動きますよ」などという可能性は十分にあると思います。
>戻ってきたら小細工してないか、また分解してみます。
>本当にそのままだったら、また壊れちゃうもんね。
やはり自分で確かめるのが一番確実ですからね!
修理マンといえども全員がベテランではありませんし、またベテランでも勘違いやイージーミスを犯しますので、やはり最終チェックは自己責任で行った方が良いと思います。特にトイガンはマイクロメーターを片手に製造するような精密機械ではありませんので、多少のすり合わせや切削作業などの微調整は自分でできたほうが良いと思います。
とはいっても、やはり今回(および前回?)の修理はちょっと内容的に酷すぎだと思います。たまたま運悪くUSPさんの修理の回だけ不手際が重なったのだと思いたいですが、それ以上にマルイ(特に組み立てや修理部門)にはもっとしっかりして欲しいと思います。
よろしければ、またのご報告をお待ちしております。 南木
Re: 修理後の再トラブルと、その後の対応
投稿日 | : 2008/08/22 17:25 |
投稿者 | : USP |
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南木さん、こんにちは。USPです。
修理担当についてですが、向こうが言うには
修理担当は彼1人だそうです。
それなりの会社だから数人はいると思い前回の
担当者以外にチェックさせてくれとメモを入れておいたのですが同じ人から連絡が来ましたw。
つまり修理に出すと自動的に同一人物に届いてしまうようです。メモに苦情も書いておきましたが恐らくもみ消されて上の人間には伝わっていないでしょう。当然「問題は無い。」と言い張る彼からは謝罪の言葉は一言も無かった。ですので改善は期待出来ないですし他のユーザーさんもリスクは高いと思います。もし数人でチェックしたにも関わらず今回の結果であれば会社グルミですな・・・。
Re: 修理後の再トラブルと、その後の対応
投稿日 | : 2008/08/23 17:34 |
投稿者 | : USP |
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本日、銃が戻ってきました。
今回もセーフティー掛かってません・・・・。
早速分解してみるとメカBOX内グリスベトベトです。前回の修理時と比べると2〜3倍は塗ってました。しかも、スイッチを覗くと接点グリスが綺麗に拭き取られていました。嫌がらせ?肝心のギア周りですがワッシャーの位置が変わっていました。ココの分解のコーナーに記載されてる位置(自分のも、たぶん同じだった。)と違いセクターに薄い物、その隣に分厚い物と薄い物になっていた。それでも動きが渋かったのでガワの交換など根本的改善は行われていない様子。よって、セクターのワッシャーは外し隣のは分厚いの一枚に変更。戻ってきた、そのままの状態で数発空撃ちした音・回転数よりも明らかに良くなりました。その後、300発ほど撃ちましたが特に問題なし。交換されたバッテリー(なぜか充電済み、テスト用に使ってたやつかも)はしばらく様子みないと分かりませんが、これで当分大丈夫であろう事を祈るのであります。
Re: 修理後の再トラブルと、その後の対応
投稿日 | : 2008/08/23 21:22 |
投稿者 | : 南木 |
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USPさん、こんにちは。南木です。
>修理担当についてですが、向こうが言うには
>修理担当は彼1人だそうです。
お一人で担当されていたとは、少し驚きました。
#それほど修理依頼は少ないのでしょうか?(^^;
>メモに苦情も書いておきましたが恐らくもみ消さ
>れて上の人間には伝わっていないでしょう。
大抵の場合、苦情を「うるさい文句」ととらえることはあっても、「貴重な意見」と捉えることは少ないんですよね。これは会社の方針にもよりますが、担当社員や上司のモラルにも大きく影響する部分なので、一概に会社だけが悪いとはいえませんが。(^^;
>改善は期待出来ないですし他のユーザーさんもリスクは
>高いと思います。もし数人でチェックしたにも関わらず
>今回の結果であれば会社グルミですな・・・。
人間のやることですから、多少の失敗はあると思います。その犠牲になってしまったUSPさんにすれば、笑って済ますことはできないかもしれませんが、まあ一つ勉強したと思って勘弁してあげてください。(^^;
しかしUSPさんのように自力で分解・修理できる人なら良いですが、できない人にとってはマルイの修理部門が最後の頼みですからね。今回のようなケースはそうそうないと思いますが、修理完了後であってもおかしいと思ったら、迷わず再修理を依頼したほうが良いかもしれませんね。
> 早速分解してみるとメカBOX内グリスベトベトです。
>前回の修理時と比べると2〜3倍は塗ってました。
ギアの回転が悪いということで、グリスを余分に付けてくれたのでしょうか? それでもギアが回転すれば自然と落ちてしまうので、グリスを多量に塗るのはあまり意味は無いと思いますが、修理マンの気持ちの現れでしょうか?(笑)
>しかも、スイッチを覗くと接点グリスが綺麗に拭き取
>られていました。嫌がらせ?
塗り忘れたのでしょう。(^^;
>肝心のギア周りですがワッシャーの位置が変わっていました。
ちゃんと調整してくれていたのですね。
>それでも動きが渋かったのでガワの交換など根本的改善は行わ
>れていない様子。よって、セクターのワッシャーは外し隣のは
>分厚いの一枚に変更。戻ってきた、そのままの状態で数発空撃
>ちした音・回転数よりも明らかに良くなりました。
ここまですればもう大丈夫だと思いますが、油断は禁物。これからも調子を見ながら、大事に扱ってあげてください。
南木