電拳Q&A掲示板

電動マシンガンのタペットプレート破損

投稿日 : 2008/12/24 17:24
投稿者 mimu
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はじめまして。とても素晴らしいデータ、トライアルの数々、楽しく拝見・参考にさせていただいております。

2週間前にスコーピオンを購入し、箱出しでは多少物足りなかったのでこちらのページ等参考に自分でカスタムし、快調に動作しておりましたが、昨晩タペットの端部が欠けてしまいました。その為、ピストン、他は全て正常に作動しますがノズルが全く動かない、給弾されない状態です。

電動マシンガンでこのような破損例はやはり多いのでしょうか?
(特にサイクルUPしている状態。当方も覚悟の上でやっていますが(^^;)
(過去ログの方でもMP7の方で同じように欠けたという方が・・・)

形状的にチッピングした引っ掛ける部位はお米つぶの1/2の大きさもあるかないかです。それがピストンと同様に毎回激しく往復運動し、セクターギアで打撃されるように引っ張っているのですから、通常の
電動ガンと比べても強度的に?と思わざるを得ない感じがしました。
(カム式の通常電動ガンでもタペットのトラブルは耳にしますけど)
(ピストンだってラックの端側の歯はごつい形ですよね。)

社外パーツも通常電動ガンでは強化タペットプレートなどありますが、(実は純正が一番ですが)電動マシンガン用は聞いた事がありません。これこそ強度UPパーツを出して欲しい感じではあります。

取説をみて「メカBOXアッセンブリ」¥8400(送料390)には吃驚、落胆していましたが、こちらの掲示板でメカボ内パーツも個別に取り寄せできると確認し、少しほっとしております。。

<カスタム/破損状況>
・発射弾数:新品から約8000発程度
・箱出し状態:初速74m/s、サイクル12発/秒(EX7.2V)
・9B-ベアリング交換、PDI-01バレル(182mm)交換。
・配線テフロン化、グリスUPし直し。
・メインスプリングはノーマル(底上げなし)、他、ノーマル。
カスタム後、初速82m/s、サイクル15発/秒(EX7.2V)

・ノズルの気密をとる為、純正赤グリスを多めにつけていました。(ノズルの下腹部のランナーの切り離しがカッターで食い込み気味でリークする為か、グリスが落ちると安定期では初速は80m/s程度でした。)

・外部バッテリーでも動作させました。バッテリーは9.6Vミニ。サイクルは24発/秒ですこぶる快調に動作しており、とてもご機嫌だったんですけどね(^^;(500発弱は撃ちました)

主な破損原因はノズル部グリスUPによるノズル抵抗の増加、ハイサイクル作動による寿命の激減だとは思っています。それか私のタペットはたまたま外れだったのか・・・。(でもMP7の方も折れていたのでは偶然にはならない気も?)

電動マシンガンでは通常電動ガン並みの耐久力でハイサイクル化する事は諦めるしかないのでしょうか。純正パーツで直してもまた壊れる可能性が・・・。
(秒間24くらいでノーメンテで3万発以上平気、という方とかいませんか?)

ご意見いただけたり(同様に破損した等)、また私の破損例が少しでも参考になれば幸いです。長文・乱筆失礼。

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< 12
Re: 電動マシンガンのタペットプレート破損
投稿日 : 2008/12/24 21:05
投稿者 南木
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 mimuさん、こんにちは。当サイトの管理人・南木です。

> 電動マシンガンでこのような破損例はやはり多いのでしょうか?

 わたし自身、勉強不足(情報収集不足?)のため、タペットプレート部分の破損についてはあまり聞きませんが、でも実物を見るとやはりすぐに折れてしまいそうに見えますよね。(^^;

> (過去ログの方でもMP7の方で同じように欠けたという方が・・・)

 スミマセン、それ、わたしです。(笑)

 わたしのMP7は実験データー収集用に撃つくらいで、ハードな使用はもちろん改造もしてませんでしたし、使用回数(発射弾数)もそれほど多くなかったにもかかわらず、mimuさんとまったく同じ症状になってしまいました。(T_T)

>通常の電動ガンと比べても強度的に?と思わざるを得ない感じがしました。

 メカボックスを小さくするため、タペットも小さくしなければならなかったのでしょうが……もう少し強度のことも考えて欲しいですね。(^^;

>これこそ強度UPパーツを出して欲しい感じではあります。

 たぶん以前にも書いたと思いますが、MP7のタペットの爪が折れたときに「金属なら折れないだろう!」ということで、折れた歯を金属製に取り替える改造をしたことがあります。さすがに金属歯だと折れる心配もなく、MP7は再び快調に作動するようになったのですが、しばらく動かしてからメカボックスの中を点検すると大変なことが起きてました……。

 それは、セクターギアの歯が磨耗してる!(笑)

 セクターギアについている小さな突起でタペットプレートを引いていますが、タペットプレート側が金属歯になったことで弱いダイキャスト製のセクターギアの方が大幅に削れ、磨耗してしまったのです。(^^;

 ですからタペットプレートを金属製にするなら、すべてのギアも焼入れ処理した硬い金属に変更する必要がありそうです。(^^;

> 主な破損原因はノズル部グリスUPによるノズル抵抗の増加、
>ハイサイクル作動による寿命の激減だとは思っています。

 破損時の詳しい状況をご説明頂きまして、誠にありがとうございます。
 さすがに秒間24発/秒はかなり高速だと思いますが、それだけが今回の故障の原因とは考えにくいと思います。確かにタペットプレートの歯の部分は小さくて折れやすそうです(実際にわたしも折れました)が、普通はもう少し耐久性があると思います。でなければ、大勢の方が同じ症状に悩まされ、もっと大騒ぎになっていると思いますので。

>それか私のタペットはたまたま外れだったのか・・・。

 そうですね、わたしも含めてたまたま「ハズレ」を引いてしまったのだと信じたいですが、でも他にも同じ症状で困っている人もいそうですよね……。

> (秒間24くらいでノーメンテで3万発以上平気、という方とかいませんか?)

 わたしもこの件に関してはとても興味がありますので、同じ症状で困っておられる方、また何か対策等ご存知の方がおられましたら情報をお寄せ頂けないでしょうか? よろしくお願いいたします。

> ご意見いただけたり(同様に破損した等)、また私の破損例が
>少しでも参考になれば幸いです。長文・乱筆失礼。

 この度は有益な情報を頂きまして、誠にありがとうございます。今後新しい情報が寄せられるかもしれませんので、今しばらくお待ちください。(^^)

南木
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Re: 電動マシンガンのタペットプレート破損
投稿日 : 2008/12/25 12:35
投稿者 mimu
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早速の御返事ありがとうございます。

やはり管理人様も同じ経験をされていたのですね。
ハードユースでもなくても欠損だと何かやはり耐久不足な面が否めないのでしょうか。

>メカボックスを小さくするため、タペットを小さく
マルイはこの部分を特許出してますが(ギアの小型化が可能という)目先の事より、も少し安全率を見て欲しいもんです(´・ω・`)
何処でオーバースペックかどうかの線引きは確かに難しいのですが、コストというよりは設計者の少しの気持ちでこういう内容は変わると思います。
例えば欠損部を1〜2mm横方向に肉厚に伸ばし、下がりきった位置でメカボックスのフレームに干渉するでしょうから、少し空間をもたせる、等。

>セクターギアの歯が磨耗
やっぱり。。(´□`;
その記事はまだ読んでませんでした。でもさすがです!すでに実行、検証済みとは。恐れ入りました。

強化は考えてました。というか実はもう欠損部をなんとか補修してしまいましたw
(年末だし、マルイに部品を発注してもだいぶ時間がかかりそうだったので)

母体にピンバイスφ0.7で穴をあけ、芯材にクリップを使い、骨を通して金属パテで肉盛り補修です。
200発程試射してみたところ、問題なく動作しておりますが、おっかなびっくり、何時内部がどうなるかは神のみぞ知る、感じですw
もう少し発射数を増やし、定期的にメカボを開けてチェックして傾向監視していくしかないとは思っています。

確かにセクターが柔らかいです・・・。特にカットオフと接触するカム部は既にヘタってバリが返りだしてます。
5000発を超えたあたりで中身をギアのみで手で空回しチェックした時に、カットオフを乗り越えるところでひっかかりを感じて気づいたのですが。

>すべてのギアも焼入れ処理した硬い金属に変更する必要
ホント、売ってるものなら買いたいですw
強化スプリングを使用している人でもギア、セクターの損耗はあるようですし、需要は結構ありそうです。(ライラクスから出ないですかね(^^;)
私としては初速は80近くも出ていれば十分ですので、ノーマルバネ・レスポンス重視でハイサイ方向にふりたいですが、それでも純正ギアでは多少不安は残ります。
(セクターが1ケいくらかわからないのですが(通常電動ガンでは700円くらいですか)数百円でも消耗品ととらえて定期的に買えてればそれなりの出費にはなりそうです)
でも、全体としてフィクスド/コンパクト用に社外品パーツはどうも少ない感じは否めないですね。。

悩ましいところです。現状強化ギアが無い以上、セクターとタペットプレートを消耗品と考え、予備を持っておくしかないのだとは思います。
理想はハードユースだと通常電動のように強化&強化できれば不安が少ない感じですw(それでもどこかにシワよせはいくのですが・・・)

また何か新しい情報があれば追記しておきます。
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Re: 電動マシンガンのタペットプレート破損
投稿日 : 2008/12/27 08:42
投稿者 南木
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 mimuさん、こんにちは。南木です。

>ハードユースでもなくても欠損だと何か
>やはり耐久不足な面が否めないのでしょうか。

 それほど大きな負荷のかかる場所ではありませんが、それでも折れてしまうというのはやはり強度(耐久性)が不足しているのだと思います。ある程度の強度設計のもとで作り出された製品でも、やはりネックとなる部分は出てくると思いますが、コンパクトマシンガンの場合はタペット部分の欠損とセクターギアの磨耗の早さがネックとなる部分ではないでしょうか。

>コストというよりは設計者の少しの気持ちで
>こういう内容は変わると思います。

 きっといろいろ試した結果がこの製品なのだと思いますが、マルイは改善点があれば積極的に改修してゆく企業ですので、今後に期待しましょう!

>強化は考えてました。というか実はもう欠損部を
>なんとか補修してしまいましたw

 なるほど、芯材を入れておけば安心ですね。最初からこの改造をしておけば欠損に悩まずにすみそうですが、正確に中心部をまっすぐ通す技術がないと逆に強度を低下させてしまうかもしれませんので、ある程度の工作技術がないと難しいかもしれませんね。。

>もう少し発射数を増やし、定期的にメカボを開けてチェックして
>傾向監視していくしかないとは思っています。

 この改造に関しても、また何かありましたら経過報告をいただけるとうれしいです。(^^)

>すべてのギアも焼入れ処理した硬い金属に変更する必要
>ホント、売ってるものなら買いたいですw

 最近の新しいマルイ製品は、メカボ内部のカスタムパーツが少ないですよね。特許で固めてサードパーティーに発売させないのだともっぱらの評判ですが、もし事実なら残念です。

>ノーマルバネ・レスポンス重視でハイサイ方向にふりたいですが、
>それでも純正ギアでは多少不安は残ります。

 磨耗という点で考えると、ハイサイでも耐久性に問題ありですね。(^^;

 コンパクトマシンガンのギアの値段は正確に覚えていませんが、たしか850円前後だったかと思います。うろ覚えでスミマセン。
 わたしは一応セクターギアだけは予備を持っています。壊れてからの交換より、早目に交換しておけば最悪のクラッシュだけは避けられると思いまして。(^^;

>また何か新しい情報があれば追記しておきます。

 よろしくお願いいたします。(^^)

南木
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Re: 電動マシンガンのタペットプレート破損
投稿日 : 2008/12/29 18:43
投稿者 M
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mimu、南木様こんにちは。

前回(MP7の給弾不良)投稿したMです。
私も過去に磨耗でタペット折れました。

> (秒間24くらいでノーメンテで3万発以上平気、という方とかいませんか?)
さすがにサードパーティーからの強化部品が出ない限り難しいでしょうね・・・。

厳密にいえばサイクルが上がるほどタペットプレートの磨耗は早まりますし、マガジンからの給弾も追いつかない傾向となります。
多連装マガジンあたりだとゼンマイの巻上げが強く、タペット周りに負荷が集中し破損が早まる傾向となり、ノーマルマグあたりだとタペットへの負荷は減りますが後半給弾不良ぎみとなります。
私のMP7の場合、最近9.6VでSTAR製100連マガジンで後半時々給弾不良により間欠になる時があったため、ヘタったスプリングを引き伸ばして使ってます。
また、セクターギア側のタペット部分と接触するカム部分を鏡面仕上げ(角は軽く落とす)9.6Vで楽に1万発以上撃っていますがまだ壊れてません。
しかし、3万発以上ノーメンテはさすがに無理でしょう。
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Re: 電動マシンガンのタペットプレート破損
投稿日 : 2008/12/29 22:15
投稿者 南木
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 Mさん、お久しぶりです。南木です。

>私も過去に磨耗でタペット折れました。

 以前磨耗したとおっしゃっておられたのは、この部分だったのでしょうか? やはりハイサイクルには、このタペットプレートでは無理がありすぎるのかな?

>多連装マガジンあたりだとゼンマイの巻上げが強く、
>タペット周りに負荷が集中し破損が早まる傾向となり、

 なるほど、確かにマガジンの弾を押し上げる力が強いと、タペットに負担がかかりそうですね。かといって力が弱いと給弾不良になるし、このあたりのバランスも難しいですね……。

>しかし、3万発以上ノーメンテはさすがに無理でしょう。

 ギア周りを磨くとか、芯材を入れて強化するなど、やはり何らかの対策が必要ですね。(^^;)

 この度も貴重な情報をお寄せいただき、誠にありがとうございます。(^^)

南木
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Re: 電動マシンガンのタペットプレート破損
投稿日 : 2009/01/06 17:49
投稿者 mimu
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M様、南木様
貴重な情報ありがとうございます。

あれからさらに1500発くらい撃ち、メカボを開けてみました。
動作は7.2Vが基本でしたが、途中から懲りずに9.6Vとかでも動作させました。
(開ける前までは問題なく動作。)

が、BOXを開けてみると無残に肉盛りした金属パテが吹っ飛び、芯材のクリップが剥き出しでした。
タペットの材質は不明ですが、恐らくポリマー(デルリン/ジュラコン)製だと思うのでやはり厳しかったようです。
パテの残骸だけ除去し、クリップの芯材だけでもひっかかれば問題なく動作するだろうと思い、再び組直すも
パン、パンと発射音はするも給弾されません。
もう一度あけてよくみると芯材の向きが変わっており、スカを食らっている状態だったからのようです。

芯材のクリップの通し方はタペットに穴を垂直にあけたのですが、元のV字谷の形状になるように芯の向きを少し曲げていたのですが、芯が180度回転してそっぽむいてました。(わかりずらくてすみません)
(現状は芯材の向きを調整し直して瞬着で固定・調整し、一応また撃てる状態にはしましたが、鉄の芯材にタッチしているのでセクターギアのタペットカムにやはり傷がつきだしてます)

ここで気づいたのですが、芯材の向きが変わるにはセクターギアの正回転ではなく、逆から叩かれないとこうならない気がしました。
コンパクトのメカBOXを開けるときに逆転防止ラッチを外の小さな穴から棒を差し込み、解除してから幾度も作業していたのですが、よくよく考えてみるとタペットのラック/バネリターン式の構造上、不可逆な気がします。

要は破損自体もセクターの止まっている位置や樹脂の弾性で必ずしも壊れないとも思いますが、逆転防止ラッチを解除した時に「うぃーん」と勢いよく戻ってカムが激突したら、酷使されてタペットが弱くなっていればトドメをさしてしまうのでは?と思いました。
(ピストンとセクター、タペットをバネ抜きで手で空回ししていくと@カットオフ→Aタペット引き始め→B同時にピストン引き始め→Cピストン中腹位でタペットがバネでリターン→Dさらにセクターギアを廻しきるとピストン開放。特にC以降の位置でタペットはリターンしているがピストンがかなり後退位置での開放は勢いがよく危険?)

こんな根本的な事はありえない気もするのですが、どう思われるでしょうか?
(私の構造認識不足による浅慮で間違っていたらすみません。)

それであれば「バイーン」となるのに気をつけながらもラッチ解除せずに分解した方が良い??のか酷な選択です。
ノーマル、ノーメンテで使用しつづけてもいつかは欠損するかもしれませんが、ヘビーな分解中毒患者は気をつける必要があるかと。
マルイとしては当然メカBOXの分解は基本想定外ですから、ラッチ解除の穴はトラップでしょうか・・・(笑
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Re: 電動マシンガンのタペットプレート破損
投稿日 : 2009/01/07 20:49
投稿者 南木
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 mimuさん、こんにちは。南木です。

> が、BOXを開けてみると無残に肉盛りした金属パテが
>吹っ飛び、芯材のクリップが剥き出しでした。
> タペットの材質は不明ですが、恐らくポリマー(デルリン/ジュラコン)
>製だと思うのでやはり厳しかったようです。

 芯材を入れるアイデアはかなり良いと思っていたのですが、なかなか上手くいきませんね。(^^;

>逆転防止ラッチを解除した時に「うぃーん」と勢いよく戻って
>カムが激突したら、酷使されてタペットが弱くなっていれば
>トドメをさしてしまうのでは?と思いました。

 そう言われてみると、わたしの時も分解するまでは快調に動いていました。そして分解したら、タペットの突起が折れていました。もちろん分解前にはラッチ操作でスプリングテンションの開放をしています……ということは、やはりセクターギアが逆転した時に折ってしまったのでしょうか?(^^;

> こんな根本的な事はありえない気もするのですが、どう思われるでしょうか?

 実はmimuさんと同じこと(逆回転による破損)をわたしも考えたことがありましたが、さすがに「そんなことはないだろ〜」と思っていたのですが、mimuさんからこの説明を聞いて「同じ事を感じる(考える)人がいるなら、やっぱりそうなのかな?」と思うようになりました。
 快調に動いていたマシンが、分解と同時に破損という状況はアヤしすぎです。(^^;

 ちなみに電動ハンドガンはタペットロッドやレバーは金属なので、破損の心配はありません。


> それであれば「バイーン」となるのに気をつけながらも
>ラッチ解除せずに分解した方が良い??のか酷な選択です。

 個人的には、銃を保管する際は必ずセミオートの指切りでスプリングの伸びた状態になるようにしています。この状態からの分解であれば、逆転防止ラッチを操作してもギアの逆転はほとんど発生しません。ですので、分解前には指切りでピストン位置を調整した方が良いでしょうね。

 もっとも注意が必要なのは、フルオートで撃ち終えた後。フルオートで撃ち終えると、スプリングテンションがもっとも強い(ピストンが最後まで後退した)状態の場合があります。このような状態でメカボックスの分解した場合、そのまま開けるとスプリングテンションの力でパーツが破損するかもしれませんし、ラッチ操作をしてもタペットを破損する恐れがありますね。(^^;

> マルイとしては当然メカBOXの分解は基本想定外ですから、
>ラッチ解除の穴はトラップでしょうか・・・(笑

 トラップだったんだ!(笑)

 いずれにしても、逆転による破損というのは大いにありえると思います。コンパクトマシンガンのメカボックスを分解する際は、ピストン位置(スプリングテンション)に気をつける必要がありそうですね。

 mimuさん、この度も有益な情報を頂きまして、誠にありがとうございます。また何か情報がありましたら、お知らせいただけるとうれしく思います。(^_^)

南木
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Re: 電動マシンガンのタペットプレート破損
投稿日 : 2009/01/07 22:27
投稿者
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mimuさん、南木さんこんにちは。

>逆転防止ラッチを解除した時に「うぃーん」と勢いよく戻って
>カムが激突したら、酷使されてタペットが弱くなっていれば
>トドメをさしてしまうのでは?と思いました。

確かに起こりえますね。
対策としてラッチ解除時はノズルをめいいっぱい指で押さえ込んだ状態でラッチ解除が効果ありそうですね。
タペットプレートが最大まで後退している状態であればカムによる激突破損は防げるかと・・・多分。
原理的には間違っていないと思うが・・・。
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Re: 電動マシンガンのタペットプレート破損
投稿日 : 2009/01/08 17:19
投稿者 mimu
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南木様、M様
ご意見ありがとうございます。

>南木様
>わたしの時も分解するまでは快調に動いていました。
あ、やっぱりそうですか!自分の時ももうウロ覚えなのですが、直前まで快調に動いてたのは間違いないです。で、確か分解(グリスUP目的)→破損に気づかず一度復旧。試射してみるも弾出ない。→再分解。→破損発見。の流れだったかと。

撃ち終えた後は必ずEX7.2Vでセミで撃ってたのですが、効率UPの為、配線テフロン、ヒューズキャンセル(グリップへ長く迂回している配線省略の為)、ベアリング交換していた為かどうやらカットオフが入ってからも空転が止まりにくかったようです。内部のピストンが見えませんから、セミで撃ってマガジン挿入口からノズルの位置を見て、前進していれば当然ピストンもほぼ前進位置で止まっている、と盲目的に信じていたのがマズかったようです。どうもラッチ解除する時「うょ〜。」程度ではなく「うぃーん!」と逆転したので??とは思いました。

>M様
>ラッチ解除時はノズルをめいいっぱい指で押さえ
をを!いいアイデアです!確かにそれならOKな方法です☆

*

も一度実機を開けて確認しましたが確信しました。
@カットオフ
Aタペット引き始め&同時にピストン引き始め
Bピストン中腹位でタペットがバネでリターン
Cさらにセクターギアを廻しきるとピストン開放

B以降でCのピストン開放未満からのラッチ解除だけは、やはりタペットが逝く気がしました。(サマーソルトされるような形で吹っ飛びそうです(笑)。それ以外の位置ではセクターの歯がピストンのエンドラックに先にぶつかりストッパーになるので問題なさそうです)

Aの位置ではそのままラッチ解除でOKなようです。
(ノズルが引っ込みだしているので見ればわかります。
逆に無理矢理ノズル押し込むと破損の危険性)
@とBC付近の場合はノズルを押しこんでラッチ解除ですね。

@位置ではノズルを押し込む必要ありませんが、@とBC付近の差はぱっと見ではわからないです。ノズル口から棒でも差し込めばピストンヘッド位置がだいたいわかります。それとノズルを指で軽く押してみて、タペットとセクターが噛み合ってさえいなければノズルを押し込み解除パターンでしょうか。

私自身、撃ち終わった後は盲目にセミで数発撃っておけば問題ないと思っていました。でも今回の件で電動コンパクトの場合はマガジンの挿入口から覗いて「ノズルが少し引っ込む位の位置」で止まっているのを確認して保管して置くのもひとつの方法かな、と思いました。(フルで指切りコントロールして止めるのもアリ。特にベアリングカスタム等している場合ですが)

その位置ならまだメインスプリングもそんなに負荷がかかり出してないと思います。またそこの位置からのラッチ解除ならタペット破損の危険性も減るのかと。(面倒なのとタペットが引き途中なのは少し気持ち悪いですが。一番良さそうなのは、よわよわの充電切れかけバッテリーでセミ1発撃っておく、ですがバッテリーコンディションが都合よくそうとは限らないので(^^;)

ただのタペット破損からだいぶ話が脱線しましたが、おかげでスッキリしました。純粋に強度不足や疲労からくる破損もないとは限らないですが、それは予備部品をもって備えるしかない・・・ようですね。

ありがとうございました。
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