電拳Q&A掲示板

HOPパッキンにグリスを使う理由

投稿日 : 2010/01/09 15:46
投稿者 ガチ
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はじめまして、こんにちは。
ガチと申します。

エアガンは初心者でど素人なのですが、この小さな機体に電動メカを搭載して連射できるというところがおもしろそうなので電動USPを買ってしまいました(^^)

もちろんはまってしまったのですが、自分でカスタムしてみたくなり、電拳さんを参考にさせてもらいながらちょっとずつ分解、カスタムしています。でもまだメカボックスの分解は怖くてできません(^^;)

ところで質問があるのですが、整備>バレル清掃の7項目目のバレルの組み込みの説明で、バレルの溝にはグリスを塗ってパッキンの外周部にはシリコンスプレーを吹きかけるとあるのですが、なぜパッキンの外周部はシリコンスプレーなのでしょうか?

自分の素人考えでは、この部分にもグリスを使ったほうが気密確保にはいいのではないかと思ったのですが。どうなのでしょうか!?

あと、マルイの特殊高粘度グリスはゴムやプラに使っても問題ないのでしょうか?

無駄に長文になってしまいましたが・・・
よろしくお願いします。
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Re: HOPパッキンにグリスを使う理由
投稿日 : 2010/01/09 20:56
投稿者 南木
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 ガチさん、こんにちは。南木です。

> 自分でカスタムしてみたくなり、電拳さんを参考にさせてもらい
>ながらちょっとずつ分解、カスタムしています。

 当サイトがガチさんのお役に立てているようで、うれしいです。(^_^)

>でもまだメカボックスの分解は怖くてできません

 初めてメカボックスを開けるとき、多くの人がスプリングを飛び出させてしまいます。またその衝撃で、中の部品が飛び散ってしまうこともあります。こうなると飛び散った部品を探すのがとても大変になります。
 ですのでメカボックスを開けるときは必ず部屋の掃除をしておき、小さな部品が飛び散っても探しやすい環境を作っておくことをお勧めします。毛の長いじゅうたんのある部屋でしたら、部品を落としてしまうと見つけ出すことが困難なので、その場合は新聞紙などを部屋中に広げておいてください。そうすれば毛の中に入り込まず、探すのも容易になりますので。

> バレルの溝にはグリスを塗ってパッキンの外周部にはシリコンスプレー
>を吹きかけるとあるのですが、なぜパッキンの外周部はシリコンスプレー
>なのでしょうか?

 バレルの溝部分には、機密を確保するためにグリスを塗ります。これはシリコンスプレーよりも機密の保持が強く、また長期間効果を維持できるためグリスを使うわけです。
 ではパッキンの外周部にはなぜグリスではなくシリコンスプレーを使うのかといいますと、その理由はグリスの粘度にあります。パッキンの外周部はバレルの入り口に当たるわけですが、ここでBB弾にグリスが付着するとグリスの粘りのせいで弾がバレル内で詰まってしまいます。詰まることはなくても、確実に初速は落ちますし、集弾性も悪くなってしまいます。ですのでBB弾に直接触れるパッキンの外周部分には、グリスが使えないわけです。
 ところがバレル内部の清掃にはシリコンスプレーを使うように、さらさらのシリコンオイルならBB弾に悪影響を与えません。そこで、BB弾を保持するパッキン部分にもシリコンスプレーを使うというわけです。ただ、バレルの清掃ではシリコンオイルをふき取りましたが、パッキン部分ではオイルの拭き取りは不要です。というのも、ある程度の湿り気がないと機密の確保が難しいようで、拭き取ってしまうと初速が下がってしまうからです。バレル内部の清掃時はオイルを拭き取り、パッキン部分のオイルは拭き取り不要と覚えておいてください。

> あと、マルイの特殊高粘度グリスはゴムやプラに使っても問題ないのでしょうか?

 特殊高粘度グリスの成分がわからないので明確なお答えは出来ませんが、メーカーであるマルイがプラスチック部分にも使っている以上はゴムやプラスチック部分に使っても大丈夫なのではないかと私は考えます。もしゴムやプラスチックを侵す溶剤が使われていたとしても、ほとんど影響のない微量ではないかと思いますので、あまり心配しなくても大丈夫なのではないでしょうか? ちょっと不明瞭な答えになってしまい、申し訳ありません。(^^;)

南木
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Re: HOPパッキンにグリスを使う理由
投稿日 : 2010/01/09 20:57
投稿者 ガチ
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追加で質問させていただきます。

先ほどメカボックスの分解に挑戦したのですが、新亀製作所の17-Dのドライバーがトルクスネジに合いません・・・

困りました。ちょっと無理してしまったのでネジ山が潰れていないか心配です。
どうしてでしょうか?
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Re: HOPパッキンにグリスを使う理由
投稿日 : 2010/01/09 21:02
投稿者 ガチ
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すみません、書き込みのタイミングがかぶってしまいました。

なるほど、とても納得できました。ありがとうございます。
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Re: HOPパッキンにグリスを使う理由
投稿日 : 2010/01/09 22:46
投稿者 南木
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 ガチさん、こんにちは。南木です。

 特殊ネジについてですが、このネジはかなり小さい上に溝も浅いため、普通に回そうとすると滑ってネジ山を潰す(ナメてしまう)危険性があります。ですので、滑って上手く回せないときはドライバーの上に体重を乗せて溝に深く刺さるようにして回せば、滑らずにネジを回すことが出来ます。
 多少ナメた程度ではネジ山は潰れませんが、どうしても回らなくなってきたらネジを部品注文するか、サードパーティーから発売されているカスタムネジに交換するのが良いと思います。それまでは、上記の方法で対応できるはずです。(^_^)

南木
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Re: HOPパッキンにグリスを使う理由
投稿日 : 2010/01/09 23:08
投稿者 ガチ
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南木さん、どうもありがとうございます!
大変参考になりました。ドライバーのせいではではなかったのですね(笑)
がんばってみます!
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Re: HOPパッキンにグリスを使う理由
投稿日 : 2010/01/10 18:19
投稿者 ガチ
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こんにちは、ガチです。
昨日はどうもお世話になりました。
おかげさまで無事メカボックスの分解、組み立てができました(^^)

しかし!その際、ライラクスのフルシリンダーを組み込んだのですが、それからどうもセミオートのレスポンスや連射速度が遅くなり、動作が重苦しくなりました。

用途は庭の的に撃ったりしてるだけなので、連射速度はあまり求めないのですが、ギアやモーターへの負荷が増しているのではないかと少し心配です。

改造した箇所はシリンダーをフルシリンダーに、バレルをライラクスのUSP用のバレルに変えました。

あとはそのシリンダー内部、ピストンヘッド、シリンダーヘッド、スプリングガイドにマルイのシリコングリスを塗り、ノズル、ノズルガイド、チャンバーとバレルのつなぎ目に高粘度特殊グリスをぬりました。ちなみに、古いグリスはそのままです・・

あと、スイッチをAZの接点復活剤スプレーをかけて磨きました。

他にももろもろにあったかもしれませんが大体こんなところです。
原因としてなにが考えられるでしょうか?

追伸:チャンバーとバレルのつなぎ目というのは、HOPダイヤルがついている黒い部分とその後ろの白い部分がネジどめされている部分です。
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Re: HOPパッキンにグリスを使う理由
投稿日 : 2010/01/11 01:04
投稿者 EDGERY
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初めましてガチさん。自分のG18Cの場合ですが、各ギアのシム(薄いワッシャーみたいな奴)の位置を間違えたり、メカボックスのネジをギチギチに締めすぎた時にそのような症状がでたことがあります。
 空っぽのメカボを組んでみてください。この時挟んでいる手の力を強くするだけでメカボがたわむのがわかると思います。
 ネジが緩まないようにとオーバートルクで締めてしまうとメカボの変形を引き起こすのです。一度スプリングぬきでメカボを組んで各ギアがスムーズに回る適正なネジの締め加減を掴むといいのではないでしょうか。ネジの緩みが心配ならネジロック剤を塗ってもいいかもしれません。
 ガチさんの参考になれば幸いです。
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Re: HOPパッキンにグリスを使う理由
投稿日 : 2010/01/11 20:58
投稿者 南木
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 ガチさん、こんにちは。南木です。

> 昨日はどうもお世話になりました。
> おかげさまで無事メカボックスの分解、組み立てができました

 無事に分解・組み立てが出来たようで安心しました。自分で銃をイジることが出来れば、カスタムはもちろんメンテナンス、修理まで遊びの幅はぐっと広がりますからね。これからも電動ハンドガンを遊び倒してほしいと思います。

> 連射速度はあまり求めないのですが、ギアやモーターへの
>負荷が増しているのではないかと少し心配です。

 おっしゃられる通り、スプリングを交換していないにもかかわらず連射速度やレスポンスが低下するということは、明らかにどこかで負荷がかかっています。このまま使用を続けるとバッテリーやモーターの寿命を縮め、最悪壊れてしまう可能性もありますので、早急に原因を特定した方が良いでしょう。

> 改造した箇所はシリンダーをフルシリンダーに、
>バレルをライラクスのUSP用のバレルに変えました。

 シリンダーやバレルは直接負荷のかかる部分ではないので、これらのパーツは無関係と思われます。

> あとはそのシリンダー内部、ピストンヘッド、シリンダーヘッド、
>スプリングガイドにマルイのシリコングリスを塗り、ノズル、ノズル
>ガイド、チャンバーとバレルのつなぎ目に高粘度特殊グリスをぬりま
>した。ちなみに、古いグリスはそのままです・・
> あと、スイッチをAZの接点復活剤スプレーをかけて磨きました。

 高粘度特殊グリスを間違えてシリンダー内に使っていない限りは、グリスも関係なさそうですね。一応シリンダー内で、ピストンを手動で動かしてみてください。ほとんど抵抗なく動くはずです。もし抵抗が大きければシリコンと高粘度を間違えている可能性があるので、古いグリスを拭き取ってシリコンを塗り直してください。

 あと考えられる可能性としては、一番はEDGERYさんのおっしゃられているシムの入れ間違い。シムを入れ間違えてギアの回りが固くなると、連射速度やレスポンスが低下します。メカボックスを取り出して、ギアが軸方向に少し動くか(遊びがあるか)確認してください。

 次に考えられるのは、ゆうひゅさんが陥った症状ですが、モーターの位置調整の失敗。もしモーターまでメカボックスから取り外していた場合は、この可能性が大きいです。モーター位置が合っていないと連射速度やレスポンスが低下し、ギアノイズが大きくなります。そして最悪の場合はモーターかバッテリーが壊れます。
 でもモーターをメカボックスから取り外していなければ、この可能性はないと思います。

 最後に、単に馴染んでいなかっただけ。これは故障ではなく、分解の際にスプリングのテンションを開放したまま長時間置いておくと、スプリングの威力が一時的に上がる(回復する)ことで起きる連射速度やレスポンスの低下です。
 でもこの場合は100発ほど撃てばすぐにスプリングが馴染んで元に戻るはずなのですが……。

 とりあえず、グリスの塗り間違い、シムの入れ間違い、メカボックスの締めすぎ、モーター位置、このあたりを中心に確認してみてください。もし原因がわからなくても、結果報告を元にさらに原因を考えてみたいと思います。

南木
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Re: HOPパッキンにグリスを使う理由
投稿日 : 2010/01/11 22:02
投稿者 ガチ
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こんにちは、ガチです。お世話になります。
EDGERYさん、はじめまして!よろしくお願いします。

EDGERYさん、南木さん、どうもありがとうございます。
皆さんのアドバイスを見る限り、どうもネジの締め過ぎ、次にシムの入れ間違いあたりが怪しい気がします。しっかり固定したほうがいいものと思って結構強めに締めた記憶があります。シムに関しては、シムが二枚重なっているスパーギアだけを外したのでたぶん間違っていることはないと思うのですが・・一応確認してみます。

モーターは取り出していないので、可能性は低いと思われます。他を調整しても改善されなかった場合はモーターも確認してみます。

結果はまた報告させていただきます。
ありがとうございました!
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Re: HOPパッキンにグリスを使う理由
投稿日 : 2010/01/12 01:20
投稿者 ガチ
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どうも、ガチです。

先ほど分解して調整したのですが、セミのレスポンスがよくなったかもしれません!夜中なのであまり撃てないし、フルオートもできないのですが、二発空撃ちした感じではよくなっているように思います。また明日になったらフルオートで試してみます。

どうやらメカボックスのネジをきつく締めすぎたことが原因のようです。シムの位置や枚数は間違ってませんでした。シリンダー周辺のグリスも問題ないようです。

EDGERYさん、南木さん、どうもありがとうございました。

あと、とてもお詳しい皆さんならご存知かもしれませんが、ホームセンターでネジすべり止め液というのがあったので買って試しに使ってみました。
少しナメてしまって回しにくかったメカボックスのトルクスネジに使ったのですが、効果てきめんでした!しっかり噛んでくれてあまり力を入れなくても滑らずに簡単に回せました。
ネジ山が潰れてしまったときには、使ってみてください。

ではでは・・
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