ご無沙汰しております。

今回は電動ハンドガン用として流通しているリポバッテリーを使用した際の耐久性についてお尋ねしたく書き込みをしました。
ちょっとショップで撃たせてもらった感じでは確かにセミのレスポンスは上がっているのですが、果たしてこれをこのまま使用し続けた場合、どのくらいでぶっ壊れるのだろう、という危惧も持ちました。
南木さんはまだ手にしてらっしゃらないようですが、これってどう思われますか？

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　ピッサーさん、お久しぶりです。南木です。

　リポバッテリーを使用した際の耐久性についてですが、わたしが実験でリポバッテ
リーを使用したときの性能では、マルイ・プロライトとほぼ同等かリポの方が少し性
能が高かったです。

以下参照
http://den-ken.net/jikken/jjikken346.html

　バッテリーの電圧や電流が増えると、電動ガンの耐久性は下がります。これはスイッ
チや駆動系にかかる負荷が増えるためですが、この負荷のかかり方は性能の上がり方か
ら推測してプロライトを使用したときとほぼ同等ではないかと思います。つまりプロラ
イトを使用したときの耐久性が、そのままリポバッテリーを使用したときの耐久性と同
じではないかと思います。

　じゃあプロライトを使用したらどれくらい耐久性が下がるの？　という話になるので
すが、わたし個人はいろいろなバッテリーを使用しているので、プロライトだけを使用
した場合の耐久性については残念ながらわかりません。ただ個人的な経験による予測で
は、劣化スピードが20％ほど早まると思います(根拠のある数値ではありませんが)。

　ただし銃の個体差もあれば、カスタムやメンテナンスの違いもありますし、なにより
銃の使い方による違いもあるので、バッテリーの違いだけで耐久性を測ることはできま
せん。ただ、性能が上がる分だけ耐久性が下がるであろうことは確実に言えます。

　もっとも負荷が掛かるのは、スイッチ・セクターギア・ピストンになると思います。
スイッチはFETに交換すれば良いとして、あとはセクターギアとピストンの磨耗に気を
つけて、早め早めの交換を心掛けていればよいかと思います。

南木

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南木さん、ありがとうございました！
すでに実験されていたのですね、見落としていました、すいません。
予測で20％も耐久性が落ちるのですか…、これはちょっと痛いですね。
私は電動ガンの仕組みが今ひとつわからないので、ある程度使い込んだらオークションに出して新品を買いなおしているのですが、リポバッテリーを使用したものはちょっとオークションには出しづらいですね…。

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　ピッサーさん、こんにちは。南木です。

　使った銃をオークションに出す場合は、耐久性よりも疲労の蓄積の方が重要となる
ので、その点さえはっきりとしていれば問題はないと思いますよ。

　たとえノーマルバッテリーでも、使い古して疲労の蓄積したボロボロの銃は、オー
クションに出し辛いですよね。逆にリポバッテリーで使っていても、きちんとした使
用とメンテナンスで疲労していない状態であれば、オークションで売ってもクレーム
は来ないと思います。

　中古の売買を行う場合は、耐久性のような将来の壊れやすさよりも、疲労の蓄積と
いった現状の壊れやすさの方が重要になります。将来の壊れやすさなら、再カスタム
することでいくらでも変更できますからね。ですので、現状が良い状態であれば、
オークションでもまったく問題はないと思いますよ。

南木

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こんにちは、ピッサーです。

私の場合、電動ガンは通常分解+ちょっとの範囲しかできないんですね…。
購入時に接点グリスを塗るぐらいです。
なのでメカボックスのグリスアップなどはせずにそのままオークションに出してます。
ショップの人にも「素人がグリスアップするとかえって性能が下がる」なんて言われちゃいましたし。
ガスブロなんかは少し磨いてやるとかなり変わってくる場合があるので、完全分解に近いこともするんですが…。
電動ガンを買われる方はたいていサバゲで使っているのでメンテもこまめにされているのでしょうが、私は室内メイン、せいぜい知人宅の庭で的撃ちを楽しむ程度なので、あまりその点は気にしませんでした。
次は売らずに壊す覚悟でバラしてみます。
リポバッテリーはどうしようかな…、今のバッテリーたちが死んでいったら買い換えようかな、と思ってます。

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　ピッサーさん、こんにちは。南木です。

　ガス銃の分解・組み立てが出来るのであれば、電動ガンの分解・組み立ても難しく
はないと思いますよ。強いスプリングがあるので、メカボックスの分解や組み立てに
は独特のコツのようなものが必要になりますが、これも慣れれば問題はありません。

　ただ、ショップの人がおっしゃっているように、電動ハンドガンの分解・組み立て
で一番難しいのはグリス関係になります。電動ガンの整備に慣れていたわたしでも、
電動ハンドガンのグリス関係は手を焼きました。でもこれも慣れの問題で、グリスの
種類と塗る量と塗る場所の三点をしっかり押さえておけば問題ありません。

　最初の分解整備では初速が下がるかもしれませんが、弾速計や新聞紙を打ち抜ける
枚数で初速を測りながら、何度か分解整備を行えばグリス関係もわかるようになり、
初速も上がるようになるでしょう。もちろん一発で初速が上がることもあれば、十回
くらい分解・組み立てを繰り返さなければいけない場合もありますが･･････。

　でも自分で分解整備できれば、銃の状態を正確に把握できるようになりますし、消
耗したパーツを交換していけばもう新品に買い換える必要もなくなりますよ。出来る
ことなら分解・整備を面白く感じられるようになれれば一番なのですが、こればかり
は性格も関係してくるのでなんともいえませんね。(^^;

　決して無理はせず、出来ることから少しずつやってみましょう。整備が面白く感じ
られれば、今後も続けてゆけばいいと思いますし、もし面倒だったり上手くいかない
ときはオークションに流して新しいのに買い換えるのもいいと思います。なにより、趣味は面白くなければいけませんからね！(^_^)

南木

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