USP・セミオートで撃つとフルになる
投稿日 | : 2013/02/14 12:55 |
投稿者 | : あるかぱ |
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こんにちはいつも参考にしてます。
先日中古でUSPを買ったのですが
スライドを外した状態ですとセミ/フルの切り替えはできるのですが、スライドを取り付けるとセミが必ずフルになってしまいます。
パーツの欠品はないような気がするのですが
解決策が思いつきません。
よろしくお願いします。
Re: USP・セミオートで撃つとフルになる
投稿日 | : 2013/02/14 23:23 |
投稿者 | : 南木 |
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あるかぱさん、はじめまして。当サイトの管理人・南木です。
スライドを外した状態では正常に撃てるのに、スライドを取り付けるとセミオートがフルになってしまうということですね。
まず考えられる理由は、スライド部分に異物が挟まっている可能性。この異物がトリガーバーに干渉していると、セミがフルになったり、まったく弾が撃てなくなったりします。解決策は、スライドを裏返してトリガーバーに干渉しそうな異物がないか探して、あれば除去するだけです。
次に考えられるのは、セーフティ周りやカットオフ周りの磨耗(もしくはパーツの欠品)。セミやフルを切り替えるパーツの一部が磨耗していると、何かの拍子でフル・セミの切り替えが上手くいかなくなる可能性があります(スプリングなどの小さなパーツが欠品しても同じ)。この場合は磨耗パーツ・欠品パーツを探し出して、交換する必要があります。
最後に考えられるのは、単なる整備不良。何が原因という明確な理由なしに突然銃の調子が悪くなることがあります。解決策は、分解整備。油切れだったり、ネジの緩みが原因で調子が悪くなっているだけなら、きちんとした整備をするだけでちゃんと動くようになります。
上記の対策で直るか、それともまったく別の理由で不調なのか、現在の段階では分かりません。ただし中古で購入した銃は、不調のあるなしにかかわらず、少なくとも分解整備は行っておいた方が良いですよ。もしかしたらもっと深刻な故障箇所が、あるかもしれませんからね(外観は綺麗でも、中身ボロボロということもあります)。それに分解して銃の構造が分かるようになれば、多少の不調は自力で修理できるようにもなりますし。
ということで、まずは上記の点に注意しながら分解整備を行うことをお勧めしたいと思います。もし分解整備を行って正常に動くようになれば問題ありませんし、分解整備の途中で怪しそうな点が分かればまたご相談ください。詳しい状況が分かれば、より適切なアドバイスも出来るかと思いますので。
南木
Re: USP・セミオートで撃つとフルになる
投稿日 | : 2013/02/15 20:05 |
投稿者 | : あるかぱ |
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南木さん早速ありがとうございます。
よく観察するとトリガーを引くとトリガーバーの先端に電源コードが干渉しておりました。
半田で付け直すと改善しました。
どうもありがとうございました。
せっかくなのでこのまま完全分解してみます。
Re: USP・セミオートで撃つとフルになる
投稿日 | : 2013/02/15 23:25 |
投稿者 | : 南木 |
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あるかぱさん、こんにちは。南木です。
> 半田で付け直すと改善しました。
> どうもありがとうございました。
原因が判明したようで、よかったです。
> せっかくなのでこのまま完全分解してみます。
通常であれば配線がトリガーバーに干渉することはありませんので、もしかすると特殊なカスタムか、無茶な分解整備がされていた固体かもしれません。
ですので、通常の分解整備ではメカボックス内部とチャンバー周りを重点的にチェックを行いますが、あるかぱさんのUSPの場合は電源コードの皮膜に破れがないか、マガジンのリリースに磨耗はないか、フレームにヒビはないかなど、より広い範囲で確認を行っていた方が良いかもしれませんね。
このまま無事に分解・組み立てが終わることをお祈りしております。(^_^)
南木