M9A1のセミ不調
投稿日 | : 2016/09/08(Thu) 19:21 |
投稿者 | : 西町 |
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皆様はじめまして。
件名の症状について皆様のお知恵を拝借したくスレッド立ち上げました、よろしくお願いします。
具体的な症状は、セレクターをセミにしても2〜3発のバーストかフルオートになりセミでの発射ができないこと、フルの位置では半分ほどトリガーを引くとフルで発射され、トリガーを目いっぱい引き切ると発射しなくなる症状です。
空撃ちではセミフルとも正常です。
掲示板の過去スレやここの掲載内容を参考にしてチェックしてみましたが原因がつかめず悩んでおります。
仕様は、
FET(piccossr3)&リポ(オプションNo.1)化、配線引き直し(新品購入時に)
01バレル(135oに延長)&ファイヤフライパッキン
ライラフルシリンダー&ライラピストンヘッド、ライラスプリング
と、当サイトでの定番内容といったところです。
弾速計で計測すると0.67j程度はでているので気密不良などはないと思われます。
最初は問題なく発射できていたのですが、マルイベアリングバイオ0.25を3袋ほど撃ったくらいから症状が出始めてきました。
分解してチェックしてみましたが小さなスプリングを含めパーツ紛失もなく、スイッチの摩耗もありませんでした。
清掃&グリスアップして組み立てましたが状況は変わらずです。
スライドを外し、セミでの空撃ちと実射での動作の違いをじっくり観察したところ、実射時(マガジンに弾があるとき)に限りトリガーバーがスイッチの上に移動していかないことまでは判明しました。
トリガーバーの動きが、セミのポジションでも、フルオート時の動作になっているといえばわかりやすいでしょうか?
状況はこんな感じなのですが、なにか良い解決策はありますでしょうか?
古くはSS9000やBV式ガスガン、最近ではマルイガスブロのハイキャパ等はいじってたのですが電動ガンは2挺目(1挺目は同じくM9A1をフルノーマルです)なのではっきりとした原因が掴めずにいます。
長文になってしまいましたがよろしくお願いします。
Re: M9A1のセミ不調
投稿日 | : 2016/09/09(Fri) 01:58 |
投稿者 | : 南木 |
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西町さん、こんにちは。当サイトの管理人・南木です。
M9のセレクターが上手く作動せず、セミがバーストやフルオートになってしまうという症状ですね。
まず最初にチェックして頂きたいのが、銃の組み立て方法。電拳でもM9の分解方法を紹介しておりますが、組み立てるときは分解の逆手順で組み立てないと、セレクターが上手く働かなくなります。
具体的には、スイッチ周りを組み立てたあと、反対のトリガーバー取り付け作業に入ります。これを逆にトリガーバーを最初に取り付け、その後に反対側のスイッチ周り組み立てを行うと、セレクターは正常に機能しません。
次に組み立て方法に問題ない場合は、銃の左側(セレクターのある方)のグリップパネルをはがし、トリガーを引いた状態でスイッチアームを指で動かしてみてください。説明書ではEM9-71に当たるパーツですが、このスイッチを押し下げると、トリガーバーが持ち上がってスイッチが切れるはずです。
通常このスイッチアームは軽く触るだけで動きますが、もし不具合があると固くて動かなくなってしまいます。スイッチ周りの組み立てが上手くいっていない場合に固くなるので、再度スイッチ周りに組み立てミスはないか、異物は挟まってないか、パーツが折れたり磨耗したりはしていないか調べてください。
トリガーを引いた状態と、引いていない状態でも違いがないか調べてください。トリガーを引いていないときはスイッチアームが軽く動くのに、トリガーを引くと固くて動かないという場合もあるからです。なお当然のことですが、不具合の調査をしている間は必ずバッテリーは抜いておいてください。不意に弾が出たり、感電する危険がありますので。
次に配線交換をしている場合、配線が当たってトリガーバーの動きを悪くしている可能性もあります。また可能性は低いですが、トリガーバーや銃のフレーム・メカボックスに歪みがあると、これもトリガーバーの動きを悪くします。
トリガーを引いた際、トリガーが不用意に重くないか、またトリガーバーの動きはスムーズか(引っかかりはないか)、グリップの右パネルを外した状態でトリガーを引いたり戻したりしながら目視で調べてみてください。
最後に、組み立て順序もスイッチアーム・トリガーバーの可動にも問題がない場合は、セクターギアやメカボックス内部の黒いプラパーツ(カットオフバー)が摩耗している可能性があります。
電動ハンドガンは、どのパーツもサイズが小さいため、ちょっとした摩耗で不具合が発生します。不調をきたしているM9がどれだけの期間・頻度で使用されてきたのかわかりませんが、撃った弾数が合計で5万発を超えている場合は要注意です。
#機種や固体によっては、3万発でも要注意です。
また摩耗は目で見ても分からないと思いますので、もう一丁のM9からセクターギアやカットオフバーを入れ替えて、2丁とも正常に作動するかどうかで判断すると分かりやすいと思います。
以上、M9でのセレクター異常に関する対策を思いつく限り書いてみました。これで直ると良いのですが、もし直らなければ再度ご連絡ください。
特にスイッチアームとトリガーバーの動き、ここが重要になると思いますので、詳しく教えていただけると助かります。
南木
Re: M9A1のセミ不調
投稿日 | : 2016/09/09(Fri) 19:04 |
投稿者 | : 西町 |
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南木様
早速の返信ありがとうございます。
使用頻度は8月初旬に2挺目を購入と同時に改造し、1ヵ月で4000発程度です。
9割以上セミのみ、0.25弾で4〜50mでフライパン狙いです。
ご指摘いただいた箇所を入念にチェックしながら進めてみたところ、スイッチアームやトリガーバーは問題なかったのですがカットオフバーが微妙に渋い気がしたので試しにスイッチユニットを止めるT7ネジを4分の1回転緩めてみたところ正常に動作するようになりました。
新亀製のドライバーなので必要以上に強い締め付けトルクは無いと思ってましたが僅かに締めすぎていたようです。
なので、カットオフバーのサイドを0.1mmほど削り、締め付けても動きが渋くならないようにして組み立て、試射を1000発程度行いましたが問題なさそうです。
ちなみに同時にチェックしたセクターギアは、「ゴリゴリデカルチャーw」一歩手前な感じで摩耗が進んでいました。
脱脂して、金属同士で動きが速いのでタミヤのモリブデングリスを塗布したのですがイマイチだったみたいです。
お忙しいところレスしていただきありがとうございます。
これでまた山林にBB弾をばらまく毎日が送れそうですw
Re: M9A1のセミ不調