はじめまして、電動ハンドガンのカスタムやメンテナンスの際に参考にさせていただいております。

さて、表記の通り電動ハンドガンのセクターギアカット(以下:セクカ)についてです。
例えばver.2のメカボックスなどでハイサイクルカスタムをする際に用いる方法という事なのですが、電動ハンドガンでも同じことが可能なのでしょうか。また、メカボックスの負担や給弾不良等いくつか考えられる事象がありますが、ご意見を頂きたく投稿させて頂きました。
用件を以下にまとめさせて頂きます。

1 電動ハンドガンにおけるセクカは可能かどうか
2 1が可能である場合、カットは引き側と解放側どちらが望ましいか
3 考えられるトラブル等について

率直なご意見をお聞かせ願えると幸いです。
宜しくお願い致します。

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こんにちは。結論からいって、コン電、電ハンにセクカは不要です。してもミニ電動ガンか銀ダン並みに初速が低下すると思います。ハイサイ狙いならバッテリーの電圧アップが簡単でしょう。（メンテの回数も増えますが）

逆に歯数を増やしたカスタムセクターギアが出ないかなーと思うぐらいです。

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素早い回答ありがとうございます。

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wajuさん、EDGERYさん、こんにちは。当サイトの管理人・南木です

すでにEDGERYさんから回答が得られていますが、結論は電動ハンドガンにセクカは不可能となります。その理由は、初速の大幅な低下です。

もう少し詳しく説明しますと、まずノーマル電動ガンはギアの回転が速くなると、ピストンの動きが追いつかなくなりクラッシュしてしまいます(ピスクラ)。

そこでギアの枚数を減らし、ピストンの後退量を減らします(この作業がセクカですね)。ピストンの後退距離が短くなれば、その分だけ速く前進できるようになるので、ピスクラは発生しなくなります。

ただしピストンの後退量が減ると、スプリングの反発力不足とシリンダーのエア不足により初速が下がります。その初速低下を補うため、強力なスプリングを入れて初速を調整して、ようやくセクカの作業は完了となります。

以上がセクカの原理と作業ですが、重要なのは強力なスプリングが必要になる点です。

残念ながら電動ハンドガンはメカボックスが弱く、強いスプリングを入れることができません。このためセクカを行うと、初速低下につながる訳です。


電拳では秒間27発までなら、セクカしなくてもピスクラは発生しないことを確認していますが、電動ハンドガンは通常22発前後から給弾不良が発生しだすので、この秒間22発前後が一つの壁となるかと思います。

もし秒間20発以上を目指すなら、セクカの前に給弾不良対策から始めることをおすすめします。

南木

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南木さん
詳しい解説ありがとうございます。
セクカを実際にやる前にこちらで質問をしてみて良かったです。
セクカなしてサイクルアップと給弾不良対策をやってみようと思います。

ありがとうございました。

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