グリスの選び方と緩衝材の必要性
投稿日 | : 2017/07/14(Fri) 01:55 |
投稿者 | : 新米兵 |
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南木さま、こんばんは。
新米兵です。
5月にM93Rをロングバレル化してしばらく経ちました。
今までメカボックスの分解にハードルを感じて手を出せませんでしたが、初速70弱からの脱却を目指し以下にチャレンジしようと思います。
@ LAYLAX: フルシリンダー
A LAYLAX: ピストンヘッド
B 三栄水栓:スプリング下駄上げ(ゴムパッキン)
C 洗浄およびグリスアップ
そこで3点、質問です。
@ ピストンヘッドの緩衝材交換の必要性
A 下駄上げ時の金属ワッシャ
B グリスアップ時のグリス種類の確認
@ ピストンヘッドの緩衝材交換の必要性
上記のとおり、LAYLAXのピストンヘッドに交換することを検討しています。
本サイトの当該パーツ紹介では、『ハイサイクルやスプリング強化カスタムでは、必ずシリンダーヘッドの緩衝材をソルボセインなど衝撃吸収力の高いものと交換』と記載があります。
今回は純正スプリングの嵩上げ(パッキン2つ)を考えていますが、緩衝材の交換は必要でしょうか。
ソルボセインは定期交換が必要とのことで、できれば手を出したくありません。
A下駄上げ時の金属ワッシャ
本サイトの『補修ユニオンパッキン』のページに、『スプリングガイドにパッキンを入れたら必ずワッシャを入れる』ことが記載されています。
普段お使いのワッシャがあればご紹介下さい。
Bグリスアップ時のグリスの種類確認
本サイトの『洗浄・グリスアップ』の記事では以下のグリスが登場します。
それぞれ、『メンテナンス道具(ケミカル類)の解説』で紹介頂いているどの商品が該当するでしょうか。
・耐荷重性に優れたグリス(⇒モリブデングリス?)
・樹脂にも使用できるグリス(⇒セラミックグリス?)
・マルチグリス(⇒???)
以上、よろしくお願いします。
Re: グリスの選び方と緩衝材の必要性
投稿日 | : 2017/07/14(Fri) 01:57 |
投稿者 | : 南木 |
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新米兵さん、こんにちは。南木です。
質問内容とタイトルが一致しておりませんでしたので、新スレッドを立ち上げさせて頂きました。
1.ピストンヘッドの緩衝材交換の必要性
緩衝材については、スプリングをイジることで初速が8m/s以上アップする際には交換が必要になってきますが、パッキン2つでのかさ上げでは3m/sくらいの初速アップなので、緩衝材を交換するまでの必要性はないと思います。
もちろん交換することで衝撃緩衝性能はアップするため、交換しないよりはする方が良いのですが、定期交換の手間を考えると今回はしない方が良いでしょう。
2.下駄上げ時の金属ワッシャ
スプリングガイドには、最初からワッシャがついていますので、このワッシャを使ってください。パッキンとスプリングの間に挟むように入れることで、ワッシャがゴムを守ってくれると同時にスプリングの余計なネジレを解消してくれます。
3.グリスアップ時のグリスの種類確認
どのグリスを使うかは、個人の自由なのでそんなにこだわる必要はありません。それこそ、何を使っても良いと思います。ただ、種類によってはゴムやプラスチックを侵食するグリスもありますし、粘性が足りずすぐにはがれてしまうようなグリスもありますので、そういった点はしっかり調べておく必要はありますが。
ちなみにわたしが使ってるグリスは、ギアにはモリブデングリス、シリンダー内はシリコングリス、ノズル周りは高粘度グリスになります。
このグリスが最高だから使ってる訳ではなく、たまたま手元にたくさんあるから使っているだけです。もしかすると他にもっと優れたグリスがあるかもしれませんので、ご自分でイロイロなグリスを試していただければと思います。
マルチグリスは場所を選ばずどこでも塗れるグリスですが、こちらもご自分でイロイロ試していただければと思います。
南木