移植用コン電ピストンの違いと選び方
投稿日 | : 2017/12/28(Thu) 10:57 |
投稿者 | : りくお |
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はじめまして、りくおと申します。
友人に誘われ10年ぶりにサバゲーを行い、再燃したので電動ハンドガンを購入。カスタム関係を調べてるうちにこのサイトにたどり着きました。ただ今、グロックにコン電ピストンの移植をトライしようとパーツを揃えている所なのですが、マルイさんにコン電用ピストンとセクターギアの在庫状況等メールで問い合わせしたところ、セクターギアは在庫あったのですが、ピストンは在庫がない状態でした。
さて、ここからが本題なのですが、現在ピストンのストックがマルイにない以上、純正以外のピストンを使うとなると、ライラクスからでているカスタム用のコン電ピストン(評価よくないようでが・・・)を使用するか、WELL製 024 電動ハンドガンMP7 Vz61 MAC10用メカボックスセット モーター付を購入して中のパーツを使うか・・・と考えたのですが、それらパーツを使って移植をしようとた場合に追加で加工しなければ使えないのか、そのままバラして使用できるのか知っている方がいれば情報を頂ければ幸いです。よろしくお願いいたします。
因みに、純正のメカボックスっていう選択肢もあるのですが、ピストンとセクターギアのみ欲しい(当方コン電所有していないので使い道が無い為)状況で、あの値段は出せないので海外製のをと考えました。値段も約4000円なので・・・ライラクスのピストン+セクターギア+送料を考えると、どちらをチョイスをしても値段的にあまり差はないので、この2択で考えています。
Re: 移植用コン電ピストンの違いと選び方
投稿日 | : 2017/12/29(Fri) 01:49 |
投稿者 | : 南木 |
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りくおさん、はじめまして。当サイトの管理人・南木と申します。
マルイのピストンもライラクスのカスタムピストンもWellの海外製ピストンも、基本的には同じサイズ・形状ですので、追加の加工は必要ありません。電拳で紹介してる加工だけで使えるようになります。
ただ、ピストンとギアは消耗品になりますので、もし電動ハンドガンをメインで多くの弾を撃つというのであれば、予備のピストンとギアも用意しておいた方が良いかと思います。
そうなると、価格的にはマルイで多めにパーツを注文しておくのが最善ではないかと思います。
マルイは、よく注文されるパーツは頻繁に再生産をかけるので、コン電のピストンならすぐに再生産が掛かると思います。マルイに問い合わせると、だいたい1〜2ヵ月くらい先までの再生産予定がわかるので、コン電のピストンについてもたずねてみて下さい。
今は在庫がなくても、1〜2ヵ月くらいで再生産されるなら、それを待つのも方法ではないかと思います。
もちろんライラクスのカスタムピストンでも海外製のメカボックスでも、りくおさんの良いと思われる方を選んで頂いても問題は無いと思いますよ。
南木
Re: 移植用コン電ピストンの違いと選び方
投稿日 | : 2017/12/29(Fri) 11:37 |
投稿者 | : りくお |
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早速のお返事ありがとうございます。
問い合わせの際そこまで突っ込んだ内容までは頭が回らなく、聞いていませんでした^^;
流石にもう長期休みに入っていると思うので、再開後に詳しく聞いてみようと思います。
さて、カスタムで適量のグリスアップと気密取りがいかに重要か電拳さんの注意事項等よく書かれていますが、ここ最近カスタムというかハンドガン弄りしていて、まさにその一言に尽きるなぁ、と実感しています。昨夜も弄っていたのですが、移植用のSUSで作ったピストンヘッドの丸板(加工済)が業者から届きまして、C面取りやらして仮組してみた所サンドイッチする中の板ゴム(1mmと0.5mmの)、O.RINGをセットしたらクリアランスがかなりタイトな事にきづきまた。ノーマルではO.RING収まるクリアランスがかなり取られておりますが、移植用のあのタイトさでO.RINGがしっかり働くのかが疑問になりました。そこで、管理人様ならびに移植した皆様方に再度質問なのですが、ピストンヘッドをネジでしっかり止めた際のO.RINGの入る溝の幅の実測値がどのくらいになるとピストンがリリースされた時にO.RINGが広がらなくなるのかご存知でしょうか?
というのが1つと、これも同じ様な事なのですが、もう一つが線形1.5mmに対して、板厚が1.5mmを割れば動きが渋くなるのは判るのですが、ピストンヘッドをピストンに固定する際に、当然締め付ければ間の板ゴムも収縮するわけで、板厚1.5mmを割る事になると思います。
そうなると、ネジの締付けトルクといいますか、どこまで締め付ければいいのか?というのが2つ目です。
板厚分のクリアランスを確保する締付けだと指でピストンヘッドが若干空転してしまうので・・・
Re: 移植用コン電ピストンの違いと選び方
投稿日 | : 2017/12/29(Fri) 22:02 |
投稿者 | : 南木 |
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りくおさん、こんにちは。南木です。
マルイの部品注文は在庫がなくても、近日中に再生産される部品の注文は今からでも可能です。なので例えば2ヶ月先に再生産が分かっていれば、今の内に注文を出しておく方が良いといえます。というのも、2ヵ月後に注文を出すと、その頃にはギアの方が在庫切れになってる可能性もあるからです。
マルイの部品は少量生産なので、頻繁に再生産がかかる代わりに在庫が切れるのも早いです。なので在庫があるうちに注文しておかないと、いざ欲しいと想った時には在庫が切れてることが多いのでご注意ください。
ピストンヘッドの厚みとクリアランスに関してですが、純正のノーマルピストンはOリングが入る部分にかなり余裕があって、正直ブカブカなくらいのクリアランスがあります。
ですが自作のピストンヘッドには、ココまでのクリアランスは必要ありません。というより、Oリングの厚みと同じ1.5mmの隙間(スペース)があれば十分です。
ここからはわたしの製作時のお話しとなりますが、ピストンヘッドのステンレス板2枚と、1mmと0.5mmの中心部分となるゴム板2枚、これらを両面テープ三枚(0.1×3枚で0.3mmの厚み)でくっつけると、ステンレス板2枚のクリアランスは1.8mmとなります。
ここに1.5mmのOリングを入れて、ピストン本体にヘッドを取り付けます。ヘッドを取り付けるのにネジを締めていくと、ゴム板が圧縮されてクリアランスが減っていきます。この隙間のクリアランスが1.5mmになるところで、締め付けを終えればOKです。
ネジの長さは十分にあるため、ヘッド部分が動かなくなるまで(クリアランスが1.5mm以下になるまで)きつく締め付ける必要はありません。もしネジが弛むのではないかと不安なら、ネジ止め剤をつかってネジ固定を強くすると良いでしょう。
ヘッドのゴム部分は0.3mm分の圧縮しか掛かりませんが、これでヘッド自体が軽く空転するということはなくなります。まあ指で回せば簡単に回ってしまいますが、それで支障が出ることはないでしょう。
後はシリンダー内とピストンヘッドにグリスを塗り、シリンダーの片側を手のひらで塞いだ状態でピストンを入れて前後に動かしてみてください。3回ほど前後に動かすと、後ろには軽く引けるけれど前進は抵抗が強くて出来なくなるはずです。これでピストンヘッドの作成は成功となります。
逆に後ろにも前にも引けない場合、Oリングが膨らんで動きを阻害しています。ヘッド内部のゴム板が圧迫されて広がってるのが原因なので、もう一度ゴム板のサイズを見直してください。
また前も後ろもスカスカと軽く動いてしまう場合、気密の確保に失敗しています。どこかで空気が漏れているので、その場所を特定して対策を講じてください。
まあ、実際に組み上げて動かしてみれば異常があってもすぐに分かると思いますので、まずは素材を集めて組み立ててみてください。もしどうしても異常があるようであれば、ご質問いただければ分かる範囲で回答させていただきますので。
南木
Re: 移植用コン電ピストンの違いと選び方