電ハンのインナーバレル長・内径による静音性の違い
投稿日 | : 2019/04/02(Tue) 22:12 |
投稿者 | : ちょーの |
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お世話になっております。ちょーのです。
USPをカスタムベースにしております。
今回は色々なインナーバレルを試す中で、ピストンの打撃音も含め発射音が静かになったインナーバレルと、打撃音も大きく空気の破裂するような音のインナーバレルがあり、その違いがバレルの長さなのか、それとも0.1mmの内径差なのかが知識不足でわからず、どうせなら静かな方がと思うのですが、長いインナーは...という葛藤がありまして質問させて頂きました。
静かになったインナーバレルは、「東京マルイ PDI RAVEN 01+インナーバレル 182mm MP7A1 AEG」です。
破裂音のするインナーバレルは、「ORGA Super Power Barrel 6.00mm 東京マルイ USP電動ハンドガン ORGA-SPBAEP-USP」です。
上記どちらのインナーバレルでも初速に差はほとんどありませんでした。共に0.2gで、85くらいでます。
その他の条件は全く同じで試しています。
理想としては、インナーの長さは本体からはみ出ずに静かな発射音のものがあればと思っております。よろしくお願いします。
Re: 電ハンのインナーバレル長・内径による静音性の違い
投稿日 | : 2019/04/03(Wed) 23:01 |
投稿者 | : 南木 |
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ちょーのさん、こんにちは。南木です。
電動ガンの音の大きさについては、バレル長や径が関係してきます。ここからは大雑把に説明しますので、一般論として理解してください。
まず発射音(銃声)ですが、これは弾がバレルから飛び出した際のバレル内気圧と一般気圧の違いから衝撃が発生し、大きな音となります。
ちょうど風船を膨らませて割ったとき、大きな音がしますよね。あれと原理は同じです。バレル(風船)の中の圧縮された空気が外へと逃げ出す際、気圧の差が大きいほど大きな衝撃(音)となります。
#これは実銃の銃声とも、同じ原理です。
つまりバレル内の気圧と外の気圧が近いほど、音は小さくなります。
具体的には、バレルが長いほど空気の圧縮率は小さくなる(空気が広がり薄くなる)ので、銃声は小さくなります。
また径が大きいほど空気の圧縮率は小さくなるとともに、隙間から漏れる空気も多くなるため、銃声は小さくなります。
ピストンの打撃音は、勢いよくシリンダーヘッドにぶつかるほど音は大きくなります。
この勢いを殺すには、バレルの中の圧縮が高いほどよく、また長く圧縮が続くほどよいことになります。
その条件に合うのは、バレル径が細いバレルということになります(長さに関しては、それほど気にしなくても良いと思います)。
以上のことから、銃声と打撃音が小さくなる理想の組み合わせは、長くて径の細いバレルということになります。
人によって銃声と打撃音のどちらが気になるかは異なるので、自分の気になる音を小さくする方向で調整すればよいかと思います。
また本体からインナーが飛び出さないサイズで選びたいという希望もあると思いますので、その場合は径の太いバレルを選ぶように心がければ銃声を小さく出来るかと思います。
弾のサイズやスプリングの強さ・シリンダーの長さでも音は変わってきますので、このあたりは試行錯誤して自分の理想の音を探していただければと思います。
南木
Re: 電ハンのインナーバレル長・内径による静音性の違い
投稿日 | : 2019/04/04(Thu) 22:41 |
投稿者 | : ちょーの |
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詳しい回答、ありがとうございます!ちょーのです。
静音性重視のために、長くて径の細いものを選んでみようと思います!
いつも参考にさせて頂いております。