はじめまして。
早速ですが質問させて頂きます。

先日、G18Cのパワースプリングを購入して組み込んでみたのですが、セミフルの切り替えがうまく作動しなくなってしまいました。
セレクターをフルの方向に押さえつけると、フルオートになります。
組みなおしで解消するのでしょうか？
また何か原因があるのでしょうか？
よろしくお願いします。

　ジベールさん、こんにちは。南木と申します。

　まずご確認いただきたいのが、セレクター及びセレクター内部の突起に異常がないかどうかです。「フルの方向に押さえつけると、フルオートになり」ということは、スライドについているセレクター部分が上手く作動しなくなっているのではないかと思うからです。

　もしセレクター側に異常がないとなると、あとは組み直ししか思いつきません。でも意外と組み直すことで直る異常もありますので、一度お試しください。(^^;

　これで直ることを祈っております。　南木

こんにちは、Veicoといいます。（ベイッコと呼んでください）

分解・組立の解説、いつもお世話になっています。
恩返し代わりに、この現象の原因と解決をご紹介できればと思います。私も実際に遭遇して、この方法で対処しました。


ノズルガイドを固定するパーツ（記事中にフレームロックと書かれているもの）の下部に、小さなスプリングがあるのですが、これが重要です。

これをトリガーバーの上に組み付けるときに、バーの平面に対して横に転がるように付いてしまうと、最初の質問にあった現象となります。

スプリングが横を向いているとトリガーバーが上からきちんと押さえられなくなり、セミ状態のみの挙動となってしまいます。

スプリングとトリガーバーの接触面に薄くグリスを塗っておいてやると、トリガーを引いても横を向くことはないです。

組み付けのときについ見逃してしまうので、ご注意を。

　Veicoさん、こんにちは。南木です。

　情報を追加していただき、誠にありがとうございます。(^_^)

　実はこの情報を見て、ギクっとしてしまいました。というのも、わたしも過去に一度このフレームロック下部のスプリングを横向きの状態のままで組み上げてしまい、フル・セミの切り替えが出来なくなってしまった経験があるからです。(^^;)

　それ以降はこの小さなスプリングを注意しながら銃を組み立てるようになりましたが、もしフル・セミの切り替えで異常が発生したら(特に銃の組み立て直後)まず最初に確認しておきたい箇所ですよね。

　かなり昔に一度だけ経験した失敗だったのですっかり忘れていましたが、Veicoさんのおかげで思い出すことが出来ました。この情報は電動ハンドガンを分解・組み立てする人にとっては重要な情報になると思います。

　情報を提供してくださって、本当にありがとうございます！(^_^)

南木