ハイキャパeのセミオートオンリー化について
投稿日 | : 2022/12/17(Sat) 20:31 |
投稿者 | : マクレーン |
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南木さん初めまして
マクレーンと申します
いつも拝観させて頂き沢山の情報を提供頂き誠に感謝しております。
これからもどうか宜しくお願い致します。
自分はサバゲー半年程度の初心者なのですが、電動ハンドガンが好きでサバゲーではメインとして使っているのですが一つ腑に落ちないことがありまして、、、それはハンドガンがセミオートのみでなくフルオートも使えることです。
自分はいつもセミオートでしか使っていないのでたまにフルオートに入って連続で弾が出てしまうのが気に入らなくて(^_^;)
そこでフルオート機能をカット出来ないかと、セミオートオンリーに出来ないか、と思いまして質問させていただきました。見た目を変える事無くセミオートオンリーのハイキャパeにしたいです。
メカボックスのバラシ〜復旧は出来ます。
やり方をご存知でしたら教えていた頂けないでしょうか。
Re: ハイキャパeのセミオートオンリー化について
投稿日 | : 2022/12/18(Sun) 01:03 |
投稿者 | : 南木 |
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マクレーンさん、はじめまして。当サイトの管理人・南木です。
ハイキャパeを、セミオートだけで運用したいということですね。
フルオートは電動ガンならではの便利機能ですが、ハンドガンはやはりセミで運用したいという方もいらっしゃるでしょう。またフィールドのルールでセミでしか運用できない場合もあるので、逆にフルオートは邪魔という方もいらっしゃるかもしれませんね。
それではハイキャパeのフルオートをキャンセルする(セミオートのみにする)方法について説明します。
下に写真を貼り付けてますが、方法は簡単。写真の赤矢印の突起を根元から切断するだけです。
詳しく説明しますと、この赤突起部分を押し込むと、パーツ全体が前後に動きます。ちょうど緑の矢印で示した動きになります。
ハイキャパeはハンマーが起きた状態でフルオートになりますが、ハンマーがこの赤矢印の突起を押し込むことでパーツ全体が前進し、フルオートとなります。逆にハンマーを寝かせると、バネの力でパーツが押し戻されるので、写真の状態になります(この状態でセミオートになります)。
つまりこのパーツが前進しなければ(写真の位置のままであれば)、フルオートにはならない=セミオートオンリーになるということです。
ではどうすればパーツが前進しなくなるのか? ハンマーが突起を押し込まなければよいのですから、突起自体を無くしてしまえばよいのです。つまり突起を根元から切断すれば、ハンマーの位置に関係なくフルオートにはなりません(セミでしか撃てません)。
逆にフルオートのみで運用したい場合は、この突起の付いたパーツ自体を取り払えばフルオートのみでの作動になります(このパーツがセミオートに必須なので、パーツ自体を外せばフルのみになります)。
一度突起を切断すると、もうフルオートでの運用は出来ませんので、よく考えてから切断してください。
もし再度フル・セミの両方で運用したい場合は、同じパーツをマルイから取り寄せれば大丈夫です。このパーツは取扱説明書のパーツ表にも記載されていない部品になるので、取り寄せる際は直接電話にてマルイに問い合わせてください。
「電動ハンドガン ハイキャパeのメカボックスに付属する部品で、カットオフバーの先にあるセミとフルを切り替える突起のある樹脂部品」と言えば通じると思います。
もう一つ別の方法として、ハンマーに穴をあけてしまうという方法もあります。ハンマーが突起を押すことでフルになるのなら、ハンマー側に穴をあけて突起を押さないようにすればいいのです。
この方法であれば、再びフル・セミの両方で運用したい場合には、空けた穴をパテで埋めるだけで元に戻せます。
ただしハンマーに穴をあけるより、突起を切断する方が圧倒的に簡単です。もしリューターなど穴をあける電動工具をお持ちであれば、穴を空ける方法を採用されても良いかもしれませんが、そうでないなら突起の切断の方が楽で良いのではと思います。
以上、ハイキャパeをセミオートだけにする方法についてでした。
南木
Re: ハイキャパeのセミオートオンリー化について
投稿日 | : 2022/12/18(Sun) 11:56 |
投稿者 | : マクレーン |
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マクレーンです。
回答頂きありがとうございます。
なるほど、こんなに簡単に出来るとは思っていませんでした。早速、切断、ヤスリ仕上げして完了いたしました。
どうしてもハンドガンのフルオートに違和感がありまして、簡単にスッキリ解消いたしました。
ありがとうございます。
もう一つ気になることが有るのですが、ハイキャパeのモーター交換やバッテリーのリポ化を行いレスポンスを上げると初速も上がるのでしょうか?
Re: ハイキャパeのセミオートオンリー化について
投稿日 | : 2022/12/18(Sun) 21:45 |
投稿者 | : 南木 |
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マクレーンさん、こんにちは。南木です。
無事にセミオート化が出来たようで、安心いたしました。
「レスポンスを上げると初速も上がるのか?」についてですが、微妙に上がるというか、「上がる」というより「下がりにくくなる」という意味で、初速が上がるといえるかもしれません?
理屈の上では、初速を上げるにはメインスプリング(ピストンの前進)を強くしたり、シリンダー容量を多くしたりインナーバレルをタイトにしたりと、吸排気関係のカスタムで行うことになります。
このため吸排気系と関係のないバッテリーやモーターを強化しても初速は上がらない、というのが一般的な(論理的思考による)回答になります。
実際同じ質問を他の掲示板やショップで聞いても、大多数は「上がらない」という答えが返ってくるでしょう。
ですがある程度カスタムの経験を積んでくると、バッテリーが満充電の状態とバッテリー切れ寸前の状態では、初速に違いがあることが分かるようになります。
より具体的にいうと、「スパンッ」という感じでキレよく射撃できる状態に比べ、バッテリー切れ寸前で「ウィ〜ンポス」とどうにか動く状態での発射だと、初速が0.5m/sほど遅くなります。
つまりピストンが勢いよく後退する状態の方が、ゆっくり後退する状態より初速は速い訳です。
ただ、満充電で連射速度が15発/秒の状態から、バッテリー切れ寸前で連射速度が10発/秒まで下がった状態へ、これでようやく0.5m/s程度の差しかありません。
リポ化やモーター強化で連射速度が18発/秒になっても、変化はせいぜい0.2m/sくらいでしょうか? 正直誤差の範疇ですね。
このため初速が上がるとはなかなか言えない状態ですが、その代わりにリポ化すれば電圧の急速な低下が抑えられるため(ニッケル水素に比べ電圧が下がりにくいため)、連射速度(と初速)の低下も抑えられると言えなくもないです。
つまりわずかに初速が上がり、そして下がりにくくなるため、総合して初速が少し上がったと言えなくもない感じ? という訳です。微妙ですね。
まあ一般論としては、モーターやバッテリーを交換しても初速は上がらない、もしくは上がるけれども誤差の範疇に収まると思ってる方がよいでしょう。
決してバレル交換やスプリング交換のような、劇的な変化を求めてはいけない、ということですね。
南木