電拳Q&A掲示板
投稿日 |
: 2025/04/06(Sun) 17:55 |
投稿者 |
: 通りすがりのパンダ |
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はじめまして。
いつも電ハンの修理で拝見しております。
現在M93rの給弾不良に困っております。
原因はノズルの後退が十分でないためです。
試しにノズルを手で後退させると問題ないく給弾いたします。
標準のノズル位置は「後退した状態が正常」とのご説明がありますが
手元のM93rは、セミで何度打ってもノズルが必ず最も前進した位置で停止してしまいます。
原因がわかりましたら、ご教示願います。

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Re: ノズルの正常位置について
投稿日 |
: 2025/04/06(Sun) 17:59 |
投稿者 |
: 通りすがりのパンダ |
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再投稿失礼いたします。
文中の「標準のノズル位置は「後退した状態が正常」とのご説明・・・」は
質問タイトル:M93Rのノズルの標準位置
http://den-ken.net/keiji/patio/patio.cgi?read=152&ukey=0
のことです。

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Re: ノズルの正常位置について
投稿日 |
: 2025/04/06(Sun) 21:40 |
投稿者 |
: 南木 |
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通りすがりのパンダさん、はじめまして。当サイトの管理人・南木です。
ノズルが必ず最も前進した位置で停止するとのことですが、リポバッテリーを使用されておりませんか?
純正バッテリーを使用していれば、後退した位置で止まると思うのですが。
お手持ちの個体がどのような状態なのか詳しくわかりませんので、その辺りを詳しく説明していただけるとより詳細な判断ができるかもしれません。
まずは「利用方法」をご覧になられてから、より詳しい状況をお知らせいただければと思います。
南木

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Re: ノズルの正常位置について
投稿日 |
: 2025/04/07(Mon) 08:56 |
投稿者 |
: 通りすがりのパンダ |
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早速のご返信ありがとうございます。
経緯ですが以下の順番になります。
○中古で購入
(マルイ純正のニッケル水素です)
○この時点で給弾問題なし
○メカボ分解でスプリングを社外の強化スプリングに変更
○ギアロックが起こるため元のスプリングに戻す
○ノズルの位置が常に前進した状態で給弾されない
○セーフティプレートの取り付けに不備があったのかとも思っていますが
トリガーを引けば一応ノズルは後退いたします。
以上になります。
ご説明になっているでしょうか?

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Re: ノズルの正常位置について
投稿日 |
: 2025/04/07(Mon) 09:03 |
投稿者 |
: 通りすがりのパンダ |
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再投稿失礼します。
○セーフティプレートの取り付けに不備があったのかとも思っていますが
トリガーを引けば一応ノズルは後退いたします。
上記、サブティープレートではなく、ノズルカムでした。
訂正したします。

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Re: ノズルの正常位置について
投稿日 |
: 2025/04/07(Mon) 09:19 |
投稿者 |
: 通りすがりのパンダ |
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再度の投稿失礼します。
サブティープレートは打ち間違いです。
あと、気になる点ですが
セミで打ったあともノズルカムはロックされず、
手でノズルを後退させる際もプラプラしています。

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Re: ノズルの正常位置について
投稿日 |
: 2025/04/08(Tue) 00:38 |
投稿者 |
: 南木 |
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通りすがりのパンダさん、こんにちは。南木です。
丁寧な追加の説明をいただきまして、ありがとうございます。
まず誤解があるといけないのでお知らせしておきたいのですが、正常な場合ノズルが後退した位置で停止するというのは、あくまで新品の電動ハンドガン・コンパクトマシンガンを、新品の純正バッテリーで運用している場合においての話です。
電動ガンの場合、ピストンがシリンダーヘッドと固着するのを避けるため、セミオートで撃つと若干ピストンが後ろに下がった状態で停止します。
これに連動して、ノズルも少し下がった状態で停止するという訳です。
ただし、リポバッテリーを使用するとモーター・ギアの回転が速くなりすぎて、ピストンはオーバーランして停止することになります。具体的には、ピストンは中間位置まで下がった状態で止まります。
ノズルはギアを介してピストンと連動しているため、ピストンが中間位置まで下がると、ノズルはすでに引かれた後に前進した状態(弾を込め終わった状態)で停止することになります。
前回バッテリーが純正かリポか確認したのは、このためです。
では、中古の(かなり使い古した状態)ではどうなるか? モーターやバッテリーが弱っている状態では、モーター・ギアの回転が遅くなるため、ピストンが後ろに下がらずに停止する可能性があります。
ノズルはギアを介してピストンと連動しているため、ピストンが後ろに下がらず止まると、ノズルも後ろに引かれずに前進した状態のまま停止することになります。
モーターの回転が速すぎても・遅すぎても、ノズルは前進した状態で止まる可能性があるということですね。
ここまでの説明を読んでいただいたうえで判断すると、中古の銃でノズルが前進したままの状態で停止するという場合は、モーター・バッテリーが弱っているかギアの回転が渋くて、ピストンが前進したままの状態で止まっている可能性があります。
この場合、ノズルは前進した状態のまま停止しています。
もしくは、若干ピストン・ノズル共に下がっているが、目視した状態で分かるほどの後退ではない可能性もあります。この場合、ノズルは少し後退した状態のまま停止していますが、見た目では前進した状態と違いが分からないかもしれません。
正常な場合は、ノズルが下がっているのが目視でもわかる程度には少し下がるはずなのですが、ピストンの停止位置は撃つ度に異なるため、連動するノズルの停止位置も毎回変わります。
このため、ノズルの後退量も毎回変わるため、場合によってはほとんど下がらない(目視では分からない)場合もあるかもしれません。
なのでノズルの停止位置を正確に知りたい場合は、何度か撃って見比べる方がよいかもしれません(リポを使用しない限り、大きく下がることはないです)。
もしピストン(及びノズル)が前進した状態で止まっているのか、それとも下がった状態で止まっているのかより正確に知りたい場合は、セミで撃った後に銃を分解し逆転ラッチを開放してください。
ラッチを開放してギアが逆回転すれば、ピストンやノズルが若干後退してることが分かります。逆にギアがまったく回転しない場合、ピストンは前進した位置で停止しており、ノズルもまったく引かれていない(前進して停止している)ことが分かります。
次に、気になる点としてノズルカムがロックされていないとありますが、ノズルカムはノズルが前進する力で押さえつけられているので、通常はプラプラ可動することはありません。
ただしノズルを手で後ろに引くと、ノズルの押さえつける力がなくなるので、この場合はプラプラ動くことになります。
もしノズルを手で引いていない状態でノズルカムがプラプラと少し動く場合は、ノズルやノズルカムの摩耗が考えられるので部品交換が必要かもしれません。
もしノズルカムがプラプラ大きく動く場合は、ノズルカムがノズルの最後尾にしっかり引っかかっていないことが考えられますが、この場合はノズルがまったく後退しなくなるので、セミで撃つとノズルが後退しているのであれこの可能性は考慮しなくても大丈夫と思います。
とりあえずは、上記の説明でノズルの停止位置について確認していただければと思います。
確認後、改めてご質問等あればお気軽にご質問ください。
南木

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Re: ノズルの正常位置について
投稿日 |
: 2025/04/08(Tue) 01:38 |
投稿者 |
: 通りすがりのパンダ |
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南木様
ご返信ありがとうございます。
また、いきなりのご相談に詳しくご説明いただきまして、ありがとうございます。
バッテリーはG18Cでは特に問題ないのですが
モーターについては弱っている可能性はあります。
下記順番で原因を探ってみます。
1)ノズルを手で引いていない状態でノズルカムがプラプラと少し動くか試す
2)セミで撃った後に逆転ラッチで開放されるか試す
3)モーターを予備のものに変えてみる
これらを行いましたら、結果をご報告いたします。
。

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Re: ノズルの正常位置について
投稿日 |
: 2025/04/08(Tue) 05:51 |
投稿者 |
: 南木 |
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通りすがりのパンダさん、こんにちは。南木です。
早速のご返信、ありがとうございます。
三つの調査方法を書いていただきましたが、あとギアの動きがスムーズか(ギアの動きが渋くなっていないか)についても調べていただくのがよいと思います。
ギアの精度によっては、シムの枚数を減らさないとスムーズに動かない場合がありますので、念のため調べておかれることをお勧めします。
#ギアの動きが渋いと、連射速度が下がるのですぐ分かると思いますが。
あと、ついでにノズルカムやノズルバー・セクターギアの摩耗についても調べてみられてはいかがでしょうか。この3つのパーツが摩耗してると、ノズルの後退量が減って給弾不良になりやすくなります。
セクターギアについては、ギアのとげとげの減り具合で摩耗を判断しましょう。
ノズルバーは、以下のページの写真と見比べていただくと摩耗具合が分かると思います。
http://den-ken.net/seibi/jm93rkai6.html
見比べて違いが分からなければ、摩耗は少ないと判断してよいと思います。
ノズルカムは見ても判断が難しいので、ノズルバーが摩耗してたらノズルカムも摩耗してると判断するのがよいでしょう。
あと、セクターギアには改修前と改修後の2種類があります。改修前のセクターギアが使われている場合は、摩耗に関係なく改修後へと交換される方がよいと思います。
セクターギアの改修についての情報は、以下のページをご覧ください。
http://den-ken.net/seibi/jm93rkai7.html
もしかすると他にも調べる箇所があるかもしれませんが、とりあえず今思いつく点を箇条書きしてみました。以上についても、一緒に調べてみられることをお勧めします。
それでは調べてみた結果の報告をお待ちしております。
南木

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