10.トリガーシャフトの入れ替え
固定用穴とシャフト用穴が重なるようになれば、次はシャフトの交換作業です。通常は電ハンのシャフトを抜いて、キット付属のシャフトに入れ替えるのですが、それぞれの径が異なるため、そのままではシャフトの交換が出来ません(上写真参照)。
そこで最初にも説明しましたが、M3のネジ(35mm長)とナットを用意して、これを付属シャフトの代わりに流用します。 |
11.トリガーシャフトの固定
では、まずグロック本体に入っているシャフトを、六角レンチを使って押し出します。次に空いた穴に、用意しておいたM3ネジを入れて、ナットで固定します。
普通4mmの穴に3mmのネジを通すと、隙間があるため上下左右にガタガタ揺れますが、今回は製品精度の悪さが幸いしてシャフト位置が下がっているため(拡大写真左)、揺れるだけの隙間がなく、結果的にガタガタ揺れることもありません。 |
12.シャフトを中心にしたい場合
不幸にも製品精度が良く、シャフト位置が穴の中心にきてしまった場合、もしくは下にズレているシャフト位置を中心に据えたい場合、スペーサーを入れましょう。
外径4mm・内径3mmのパイプを長さ3mmに切り、シャフトを通す穴に入れます。これで4mmの穴を3mmに変えることが出来、下にズレているシャフト位置を中心に据えることもできます。 |