7.M9のマズルとマズルガイド
M9A1はマズルガイドだけでなく、スライドのマズル内部も削る必要があります。上図のように、スライドを斜めにしてバレルを通す関係上、マズル部分はガイド部より広い10.5mmの穴を開けます。
なお銃口に11mmのタップを切れば、14-11mmサイレンサーアダプターが使えるようになります。軽いショートサイレンサーを取り付ける方は、ご検討を。
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8.バレルの切り欠き問題
電動ハンドガン・コンパクトマシンガンはバレルの切り欠き位置が共通で互換性がありましたが、M9以降は切り欠き位置が変更され、他のバレルと互換性がありません。
バレルロックリングの幅に対し、M9・ハイキャパE・HK45は前半分に、他機種は後半分に切り欠きが分かれて(ズレて)ます。
このためM9以降の機種で他機種のバレルを使うには、ロックリングの前後を変える加工が必要となります。(右側に続く) |
(左からの続き)
加工方法は、まずリングの頭頂部に付いている逆差し防止の突起を切り取ります。あとはHOPダイヤルが抜けないよう、左右にパテで出っ張りを盛れば終りです。
純正バレルを使う際は正向きに、他のバレルを使う際は逆向きに、リバーシブルでロックリングを使えるようになります。
バレルロックリングは55円で購入可能なので、失敗しても格安で再入手できると思えば、気軽に挑戦できるでしょう。 |