箱は出し入れが面倒だが埃や傷を防げる |
保管の注意点について
どんなに優れた製品も、整備がおろそかでは性能を発揮できません。しかし整備が万全でも、保管状態が悪ければせっかくの整備も水の泡です。というのも整備や使用時間に比べ、保管時間の方が圧倒的に長いエアーソフトガン。保管状態が悪いと、その分銃に掛ける負担も大きいからです。
銃への負担は性能を下げるだけでなく、寿命を縮めるということでもあります。せっかく購入した大事な銃は、長く大切に使いたいですよね。そこで整備した銃をベストな状態に保ち、長期にわたって使用できるようにするため、保管方法の注意点について説明したいと思います。 |
保管場所に気をつけることから始まる
銃の素材であるABS樹脂は直射日光に弱く、箱に入っている状態でも日にあたると銃の温度が上がってグリスやゴム部品の劣化を促進します。西日は部屋の奥まで日光が入るので、日に当てないよう気をつけましょう。
押入れの奥なら直射日光はありませんが、今度は湿度と埃という敵がいます。金属部分(特に真鍮)は錆びる危険性がありますし、グリスの中には湿度に弱いものもあります。またバレルに埃が付着すると命中精度や初速に影響し、メカボックス内のグリスと混ざると性能・耐久性の低下につながります。このように、日光・温度・湿度・埃には要注意です。 |
銃口に詰め物をするのも埃を防ぐのに有効 |
|