電動コンパクトマシンガン Mac10の実射性能について
　これまでの製品同様、高い精度の射撃を見せてくれるMac10。マルイ製品では、実射性能を心配する必要はまったくない。
　連射速度は約14.1発/秒と電動ガンとしては普通、実銃の約16発/秒という速度とそう大差はない。それでも実銃の暴力的な迫力と比べると、電動ガンでは大人し過ぎて連射が遅く感じられる。
　平均初速は74.6m/sと少し遅めだが、これは初期ロットの古い本体なので、最新のロットではもう少し高い初速が出るかもしれない(他機種では80m/s以上の初速が出ているため)。
　純正バッテリーで連射だと約1700発の発射が可能だが、気持ちよく撃てるのは500発くらいまで。800発を超えるとセミオートのレスポンスが悪くなり、明らかに連射速度の低下がわかる。バッテリーの弱さを補うなら、リポバッテリーに換装する方がよい。
　以上、高い実射性能を持つ贅沢な作りの銃として完成したMac10。イングラム系の銃が好きな人には、注目の一品といえる素晴らしい仕上がりだ。