実験結果:フルシリンダーで最適長160mm、初速は大幅低下
次に、軽量ピストンとフルシリンダーの組み合わせです(下表参照)。
フルシリンダーでも初速は前回より下がり、改めて軽量ピストンが初速Upに不向きなことがわかります。しかも先ほどの加速シリンダーと比べてもさらに初速は下がっており、過去最低の数値となりました。
元々軽量ピストンの利点は、軽さを活かした圧縮スピードの速さにあります。その速さもスリット(助走区間)のある加速シリンダーでこそ効果を発揮しますが、フルシリンダーでは利点が活かせずさらに初速を下げました。前回実験ではフルシリンダーの方が初速は高かったのに、今回は加速シリンダーの方が高い初速になったのはこのような理由からです。 |