初速を下げてしまった軽量ピストン |
ピストン重量化で初速は上がるのか?
前回の実験では、電動ハンドガンに軽量ピストンを搭載して初速が下がりました。理由は電動ハンドガンの加速シリンダーでは助走区間(スリット)が短く、スプリングも非力で十分な加速が得られないためです。
では当然次のような疑問が出てくるでしょう、「重量ピストンならどうだろう?」と。重量ピストンは、重さを増すことで加速は下がりますが、その代わりにピストン自体の持つ力を増やして初速を上げる方式です。
軽量化でダメなら、重量化で初速は上がるのか確かめてみましょう。 |
実験第四回目:ピストン重量化による初速比較について
今回はピストン重量を増して、前回と同じ実験を繰り返し行います。前回はピストンを軽量化して初速が下がったので、今回は反対にピストン重量を増せば初速が上がるのではないかと単純に考えた結果の実験です。
ただしピストンが重たくなると連射速度は遅くなり、モーターへの負担増からバッテリー持続時間も減少するなど、初速以外の面では明らかにマイナスからのスタートですが、それでも初速が上昇するなら効果は十分にあるといえるでしょう。 |
重りを入れて重量化(底上げ用ゲタと同厚) |
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