実験結果：加速シリンダーでは最適長140mmに短縮、また初速も低下
重量ピストンと加速シリンダーの組み合わせです。表右端は、ノーマルピストンを用いたときの記録です。
平均初速を見ると、ノーマルピストンより低い初速となりました。重いピストンなので、十分な加速が出来ずに初速が下がったのでしょう。ちなみにノーマル13.7発/秒に対し12発と、連射もすごく遅くなりました。
ところが軽量ピストンと比べてみると、実は今回の重量ピストンの方が高い初速を記録しています。前回の軽量ピストンでは、助走区間が短く十分に加速できず低い初速となりました。十分に加速できない軽量ピストンと加速の鈍い重量ピストンなら、重い(力が強い)分だけ重量ピストンの方が高い初速を出せたのでしょう。
加速シリンダーなら軽量ピストンと思いがちですが、意外な組み合わせにも効果がある一例ですね。ちなみに重りを入れた厚みと同じパッキンを前回まで使用していたので、スプリングの力に変わりはありません。 |
