スイッチはグリスを使った整備を念入りに 実験結果のまとめ：2発/秒程度の連射速度向上が可能 　今回の実験では、配線を交換することで銃の性能がどれほど変わるのかをバッテリーごとに調べました。その結果を一覧にしたのが下表です。 　下に行くほど導電性の高い(銅線部が太く、芯線が細く多い)配線になっており、それに伴い連射速度も速くなっているのが分かるかと思います。 　またトリガーのレスポンスも連射速度の向上にあわせて改善されましたが、最大でも一割程度と大きくは変わりませんでしたので、配線による改善は連射速度がメインと考えた方がよいでしょう。 　配線を選ぶ際の注意点は、銅線部が太く・芯線が細く多い配線を選ぶこと。シリコン・テフロン等が高性能配線といわれますが、これらは外皮の種類であって導電性能とは関係ありません。外皮ではなく、銅線部で選ぶようにしましょう。もちろんスイッチへの負荷が増大するので、メンテナンスも忘れず行いましょう。 初速/引金反応 単位：発/秒・秒 マイクロ ニッカド 7.2v 200mAh マイクロ ニッケル水素 7.2v 500mAh マイクロEX ニッカド 7.2v 500mAh プロライト ニッケル水素 7.2v 1,100mAh ミニ ニッカド 8.4v 700mAh ラージ ニッカド 8.4v 2,400mAh ミニ ニッケル水素 9.6v 1,400mAh マイクロ ニッカド 9.6v 200mAh ノーマル 14.7 / 0.065 16.8 / 0.060 15.8 / 0.063 17.2 / 0.058 20.7 / 0.052 22 / 0.047 27 / 0.040 22 / 0.051 シリコン 16.2 / 0.062 17.3 / 0.058 17 / 0.060 19.4 / 0.055 21.5 / 0.049 22.9 / 0.047 27 / 0.040 20.2 / 0.058 テフロン1 16.5 / 0.059 17.2 / 0.057 17 / 0.060 20 / 0.055 21.3 / 0.052 22.8 / 0.047 27.4 / 0.040 23 / 0.046 テフロン2 16.5 / 0.059 18 / 0.058 17.4 / 0.060 20 / 0.057 22 / 0.051 23.2 / 0.046 27.1 / 0.039 23 / 0.047 テフロン3 17.6 / 0.060 17.6 / 0.057 17.8 / 0.057 20.2 / 0.049 23 / 0.046 24 / 0.045 28.4 / 0.040 23.5 / 0.045 TOP > EXPERIMENTATION > 配線交換による電動ガンの性能比較 7/8ページ

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