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7.テーパーの仕上げ
 耐水ペーパーで磨く際は、最初は800番くらいで、次に1500番くらい、最後に巻きつけた布にコンパウンドで総仕上げです。
 ドリルビットには、そのまま耐水ペーパーを巻きつけてテーパーを磨けますが、刃が立っているリーマーだとすぐに破れるので、一度布を巻いて刃を殺してから耐水ペーパーを巻くと良いでしょう。
 それでも耐水ペーパーは破れやすいので、破れる前に小まめに交換しましょう。
8.バレルの清掃
 作業が終われば、HOP側に巻いたティッシュを取り外し、さらに水道の水をバレル内に勢いよく流し込んで入り込んだ削りカスを水で流します。銃口に詰めたティッシュも押し出されますが、もし出なければクリーニングロッドで押し出しましょう。
 いきなり蛇口を全開にすると水が飛び散るので、蛇口はゆっくり開けましょう。最後はバレルをクリーニングして終了です。
9.作業の注意点
 切断面を下にしてバレルを立てると、垂直に立つよう平面を出してください。
 テーパーを付ける作業は、バレルとドリルを水平にして作業をします。この際バレルは適度に回転させ、ずっと同じ向きで作業を続けないようにします。同じ向き・角度で作業を続けると、テーパーの角度に歪み(狂い)が出やすくなります。
 また切り過ぎ・削り過ぎは元に戻せないので、作業はゆっくり慎重に行いましょう。
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