4.ノズルガイド部分を塞ぐ加工
上図では、ノズルの中央部分を茶色と紫のパーツで塞いでいます。最初にこの茶色と紫のパーツを作ることで、ノズル中央からの空気漏れをなくします。
また紫パーツでノズルスプリングのかさ上げを行なうことで、ノズルとHOPパッキンの密着性を高め、パッキンからの空気漏れも防ぎます。
ただし機種によってノズルの構造が異なるため、まずはG18CとM93Rのパーツ作成から説明します。 |
5.紫パーツの作成(G18CとM93R)
まず紫パーツの作り方ですが、6mmと4mmのゴムひもを2mm厚の輪切りにし、瞬間接着剤でくっつけて作成します。
ゴムひもは、はさみで切ると斜めになるので、カッターで真上から切ります。カッターを使う際は、机を傷つけないよう厚くした新聞紙の上で作業を行いましょう。
二つのゴムを中心でくっつけるのが難しい場合、細い針で二つのゴムが中心で重なるように刺し、それからゴムとゴムの間に瞬間接着剤を流し込むとよいでしょう。 |
6.茶色パーツの作成
次に茶色のパーツは、クリーニングロッドの先端部分を切り取って流用します。ニッパーを使って少し長めに切り取ります(上図赤線)。切断面が荒れるため、ギリギリに切ると長さが足りなくなるので注意。
切り取った後は、ヤスリで形を整えます。三角部分は空気抵抗を考え、丸棒ヤスリで弓なりに丸く削るのが理想です。
また後ろの丸い部分を削って、45度のテーパーを1mmほど作っておくと、ノズルへの収まりが良くなります(上図斜黄線)。 |