1.気密性のアップで初速を向上
電動ハンドガンは、シリンダーヘッドの中をノズルが、その中をさらにノズルガイドが貫通する、三重構造となっています。
この複雑な構造は空気漏れが発生しやすく、初速が上がらない原因となっています。また電動ハンドガンの短いHOPパッキンも、空気が漏れやすく初速が上がらない原因となります。
そこで電拳カスタムの第一回目は、この空気漏れを防ぐことで、初速を高める方法について説明したいと思います。 |
2.カスタムを始める前に
今回のカスタムを始める前に、メカボックスのグリスアップを行いましょう。
ノズル周り(Oリング)にシリコングリスを使う人が多いですが、電動ハンドガンでは高粘度グリスでないと空気が漏れ初速が落ちます。そこで高粘度グリスを使って、グリスを塗り直してみてください。これで初速が2〜5m/s上がれば、今まで空気が漏れていたことになります。
電動ガンに詳しい人ほど陥りやすい罠なので、皆さんもぜひ確認してみましょう。 |
3.用意する部材・加工道具
ではカスタム材料ですが、シールテープとゴムパッキンを用意。さらにG18CとM93Rは4mmと6mmのゴムひも、USP・M9A1・Hi-CAPA等は5mmのゴムひもを用意します(いずれもホームセンターで購入可能)。あと電ハンのパッケージに付属するクリーニングロッドも用意してください。
加工道具には、はさみ・カッター・精密ヤスリ・ニッパー・金ノコ・接着剤などを使用しますが、いずれも百均でそろえることが可能です。 |