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電動ガンのスイッチで焼損が発生する原因
スイッチに大電流・大電圧が流れ焼損
FET(MOSFET)って、なに?
 中華ガンの普及とともに、電動ガンにも電子部品を搭載する流れが加速し、多くの電子カスタムパーツも店頭に並ぶようになりました。そんな電子部品の中でも、古く(中華ガン普及以前)から利用されてきたのがFETです。
 FETとは、電気の流れをコントロールするトランジスタで、電動ガンではモーターに流れる電気をOn/Offするスイッチング機能が利用されます。
 より平易に言えば、半導体の「スイッチ」です。電動ガンに搭載されている機械式スイッチを、半導体スイッチに置き換えるのがFETという訳です。
FETにはどんな効果が? 
 では、なぜ機械式スイッチから半導体スイッチに換えるのか? 機械式スイッチではダメなのか? それには、三つの理由があります。
 まず一つ目は、FETならスイッチ焼け(焼損)が発生しないため、定期的なスイッチの整備や交換が必要なくなります。二つ目は、連射速度やトリガーのレスポンスが速くなり性能がアップします。三つめは、プリコックや3点バースト・オートストップなどの付加機能を追加できるようになります。
 これらの優れた効果・性能・機能から、FETは利用され続けてきました。
電動ガンにFETを搭載するとスイッチが保護される仕組み
スイッチには微弱な電気しか流れない
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