61.反応速度のバラつき
調整の際に生じる反応速度のバラつきですが、弾を撃つことで差を縮めることはできても、完全に無くすことはできません。
(どんなにダイヤル調整してもダメです)
これはピストンが毎回異なる位置に止まる為(惰性で後退する距離が変わる為)、どうしても微妙なバラつきが残るからです。
カスタムの有無に関係なく、完全ノーマル銃でもこのバラつきは発生するので、ある程度は仕様と思いあきらめましょう。 |
62.最速セミオートの常用は無理
でも、バラつきの遅い部分を改善できれば、常に速いレスポンスで撃てるかも?
挑戦してみると、平均0.034がやっとでした。これより速いと、最初は単発で撃てたのが数発撃つとバーストに変わる等、どうしても調整が上手くできませんでした。
その理由は、感覚に頼る微細な調整自体が難しいこと。また電圧低下が早く、すぐ反応が遅くなるのもその理由でしょう。
セミからの調整、なかなか難しいです。 |
63.ピストン速度への依存と限界
今回のカスタムでは、2つの調整方法を駆使しても、完全なプリコック機能を実現することはできませんでした。
そもそも「コンデンサーによる後退+惰性後退」でのプリコックは、ピストンの速度に大きく依存することになるからです。
そしてピストン速度は、電圧の変化や加速できる空間の長さで簡単に変わります。
つまりピストン速度へ依存する限り、これ以上精度を上げるこはできません。 |