58.純正部品にも予備の準備を
プリコック機能を使うと、純正部品にも負荷を掛け寿命を短くします。
ノーマル状態の電動ハンドガンは3万発以上の寿命があるといわれますが、プリコックでセミオートばかり使用すると、約1万5千発ほどで部品が寿命を迎えます。
特に、モーター・セクターギア・ピストン・メインスプリング・逆転防止ラッチの摩耗・破損が起こるので、これらの部品は予備を用意しておくことをお勧めします。 |
59.逆転防止ラッチ解除を忘れず
プリコック機能を使う・使わないに関係なく、銃を使わないときは必ず逆転防止ラッチを解除しましょう。
メインスプリングが圧縮された状態で保管すると、スプリングが弱るだけでなく、ギアの軸や軸受けが歪んだり、メカボックスが割れやすくなる弊害もあるからです。
なお逆転防止ラッチの解除は、銃を分解して解除するという意味ではなく、ピストンを最前列で停止させるという意味です。 |
60.ピストンを最前列で止めるには
一般にセミで撃てば最前列で止まると言われますが、リポを使うと中間位置で止まるため、セミで撃つ方法は使えません。
なので指切りバーストを行い、最前列近くに停止させてください(慣れれば感覚的にピストンの停止位置が分かります)。
もしこの方法が出来ない場合は、セミからの調整でバーストになるまでダイヤルを回してください。バーストになった時点で、ピストンは最前列で止まっています。 |