電拳Q&A掲示板

G18C バレル延長なしで初速85を目指すには

投稿日 : 2021/02/18(Thu) 01:29
投稿者 eddy
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お世話になります。eddyです。

G18Cなのですが、カスタムをしていく内に、バレル延長をせずに初速85を目指したいと思うようになりました。(初速90はバレル延長なしでは厳しいと考えました)

また慣らし撃ちの途中ですが、電拳様のアドバイスを元に、適切なグリスアップ及び清掃を行っているところです。

ノズル周りのOリングが気になりましたのでシールテープで嵩増しして、私個人の感覚にはなるのですが、ノズルを出し入れした時に程良い抵抗になるくらいに調整しました。

慣らし段階ですが、計測したところ初速のブレは79〜82くらいになってきている感じです。

予想ではあるのですが、慣らし後の最高初速は約82ではないかと考えています。

ただ、もう一踏ん張りして初速を85まで持っていきたいです。

そこで自分なりに案をいくつか考えているのですが、電拳様のアドバイスをいただきたくご連絡させていただきました。
――――――――
@圧縮空気の吹き返しによる気密漏れを防ぐためにチャンバーパッキンの給弾側を塞ぐ(TFGリングもしくは、パッキンの捲れを防げるようなものを挟む)
※ただ、チャンバーとパッキンの隙間を肉眼で見た感じでは、キツキツの感じでパッキンが吹き返しにより捲れるかどうか疑問です。
※バレル側は、シールテープと溝に高粘土グリスを塗布しています。

A故障覚悟でEXパワースプリングに2mm〜4mmほどのスペーサーを付ける

BPDIフルシリンダー、PDIピストンヘッドへ仕様変更
(個人的にPDI 01バレルが好きなのでメーカーをPDIさんにしたい)
――――――――

現在の仕様は
――――――――
・PDI 01バレル(ステンレス)110mm
・ライラクス フルシリンダー
・アングス EXパワースプリング
・チャンバーパッキン:マルイ純正
・リポバッテリー
――――――――
です。

お忙しい中、恐れ入りますが何卒よろしくお願い致します。
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Re: G18C バレル延長なしで初速85を目指すには
投稿日 : 2021/02/20(Sat) 00:01
投稿者 南木
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eddyさん、こんにちは。南木です。

電動ハンドガンで初速80m/sまでは難しくないのですが、ここから先は難しいですよね。特に壁になるのが、85m/sだと思います。

もちろん壊れてもいいのなら強いスプリングを入れるだけで済みますが、壊さずに常用できる状態で85m/sを目指すとなると、どうすればいいのでしょう? わたしが聞きたいです。(^^;

ですがまあ、三人寄れば文殊の知恵とも申しますし、このスレッドを使っていろんなアイデアを募集すればよい方法が見つかるかもしれませんね。

でっ、まずはeddyさんが提案の3点についてですが、

@チャンバーパッキンの給弾側を塞ぐ
 この部分からどれだけ空気が漏れるのか(漏れているのか)について検証出来ればいいのですが、良い方法が思いつきません。ですので実際に塞いでみるのが一番かと。

 初速が上がれば効果有り、上がらなければ効果なしということで、試す価値はあると思います。

AEXパワースプリングにスペーサー
 このスプリングは結構強いですからねぇ。スペーサーを入れると壊れる可能性が高いので、シリンダーヘッドの緩衝材をソルボセインに替えるなどの対策も同時に行うのはどうでしょう。それでも壊れる可能性はありますが、何もしないよりは壊れる可能性を低く出来ると思います。

BPDIフルシリンダー、PDIピストンヘッドへ仕様変更
 う〜ん、これはどうでしょう。初速が上がる可能性もありますが、同時に下がる可能性もあります。一番良いのは、いろんなメーカーのパーツを購入して総当りで初速の高くなるセッティング(組み合わせ)を探すことでしょうか。

 時間と費用は掛かりますが、上がる可能性は十分にあると思います。


ここからはわたしの経験上で、初速を上げるための確実な方法と不確実な方法をお教えします。

@BB弾を変える
 BB弾は一般に6mmとされてますが、より細かな数値でいうと5.85〜5.95mmくらいで、わずかですが6mmより小さく作られています。これは6mmのバレルに6mmの弾を入れると詰るからですね。

 詰るのを避けるため、バレルは大きめに(6.07mmくらい)に作られており、弾は小さめに作られています。ただしバレルと弾の隙間が大きいと、そこから空気が漏れて初速が下がります。それを避けるためタイトバレル(6.01mm)を使うわけですが、同じように大きめの弾を使えば、より隙間を小さくして空気漏れを防げます。

弾はメーカーや種類ごとに大きさが微妙に異なるので、いろいろな弾を購入して大きさを計測し、一番大きな弾を作ってるメーカーのBB弾を使えば少しは初速を上げることが出来ると思います。

まあ、その調べるのが面倒なんですけどね。大昔に電拳で調べたデーターは以下のページにあるので、参考までに。
http://den-ken.net/seibi/jtama1.html


Aグリスを変えてみる
 気密性を確保する上でもっとも大事なのが、グリスです。そしてグリスはメーカーや種類が異なると気密性にも大きな違いが出ます。

 そこでもっとも高い気密性を確保できるグリスを探し出して、初速をアップさせるわけです。ただ、こちらも気密性をアップさせるグリスを探し出すのが大変なんですけどね。

電拳でグリス関係の四苦八苦は以下のページで見ることが出来ます。
http://den-ken.net/jjikken.html


次に、効果がある「かも」しれない方法

@HOP形状を変える
 一時期長掛けHOPが流行ったとき、わたしも電ハン用の長掛けHOPを作ったことがあります。ただ、大幅に手を加える必要があって大変なので、簡単に市販のHOPパッキンを試してみるのはどうでしょう? 宮川ゴムさんからも電ハン用のHOPパッキンが新発売されましたし、いくつかのメーカーを順番に試してみるのも良いかもしれません。

ただHOPパッキンは初速を上げるというより、元々は集弾性を上げるのが目的のパーツなので、もしかすると初速は逆に下がってしまうかもしれないのでご注意ください。

Aピストンの重さを変える
 電拳の実験では、ピストンの重量はノーマルが一番となりましたが、これはあくまでノーマル銃での話し。カスタムしてパーツのバランスが崩れれば、当然最適なピストンの重量も変わってくると思うのです。

ただ、ピストンの重量は1g単位での変化による計測が複数必要で、こちらも最適重量を割り出すのは非常に骨の折れる作業になると思います。また計測した結果、やっぱりノーマルの重量が一番だったという恐ろしい結果になる可能性もあるので、まあ行き詰った場合の最後の手段でしょうか。


わたしなりに四つの方法を追加してみましたが、最初の二つは見過ごされがちですが、それなりに結果を出せる方法。あとの二つはもう思いつきですね。それでも試す価値はあると思いますが、どうでしょう?

他にも何か有効そうな方法があったら、教えて欲しいですね。だれか「こんな方法で初速を上げた」という人いましたら、教えてください。

南木
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Re: G18C バレル延長なしで初速85を目指すには
投稿日 : 2021/02/20(Sat) 01:18
投稿者 eddy
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南木様

お世話になります。eddyです。

お忙しい中、貴重なアドバイス誠にありがとうございます。4つも案を考えていただきたいへん恐縮です。

宮川ゴムさんのパッキン、良さそうですね!youtubeでも初速が上がったとの動画がありましたので期待できそうです。BB弾とグリスも、電拳様のデータをもとに試させていただきたいと思います。

再度、電拳様のサイトを拝見させていただき電動コンパクトマシンガンのピストン移植がたいへん興味深く、ボアアップでの初速アップにチャレンジしたいと思っております。

ピストンヘッドは、電拳様のデータを元に本日、図面をおこし加工を行っていただける業者さんにお願い致しました。レーザーで加工していただけるみたいです。加工費用もリーズナブルでした!(私ではピストンヘッドの加工は手に負えないと感じました)ゴムの部分は自分で行なってみたいと思います。

寸法は若干違うと思いますが、現物に付けながら調整できればと考えています。図面をアップさせていただきます。

また電動MP7のピストンとセクターギアも入手できましたので近日中に加工したいと思っています。

カスタムや気密アップにより初速を少しずつ上げて行くことが電動ハンドガンは大事なのだと勉強させていただきました。

結果は計測が出来ましたら、報告させていただきます。今後とも何卒よろしくお願い致します。

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Re: G18C バレル延長なしで初速85を目指すには
投稿日 : 2021/02/22(Mon) 01:30
投稿者 南木
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eddyさん、こんにちは。南木です。

4つも案を考えておきながら、実際の作業は丸投げなのが申し訳ないです。本当なら、「こうすればいいんだよ」と具体的な方法について説明できれば良かったのですが、現状ではいろいろ試してみてくださいとしか言えません。

ですが少しずつでも初速が上がっていけば、試行錯誤も楽しめると思いますので、どうか自分の銃に最適なカスタム・セッティングを探し出してみてください。

ピストン移植だとかノズル穴の閉鎖とか、他にもいろいろな方法がありますし、もしかすると電拳で紹介してない他のカスタム方法もあるかもしれません。

作業をしながら「この部分をなんとか出来たら……」というような不満が出てきたら、ぜひその不満点を解消できないか考えてみてください。もし良いアイデアが思い浮かんだら、新たなカスタムの道が開けるかもしれません。

とにかく、いろいろなことを試してみてください。きっとその試行錯誤が、初速アップにつながると思いますよ!

図面のアップも、ありがとうございます。これから同じ加工をされる方の助けになるかと思います。

南木
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Re: G18C バレル延長なしで初速85を目指すには
投稿日 : 2021/02/24(Wed) 10:31
投稿者 eddy
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南木様

お世話になります。eddyです。
中間報告をさせていただきます。

本日、ギアの加工とカスタムピストンの加工が終り、電拳様のサイトにあるようにスプリングを抜いた状態でメカボックスを閉めて動作確認を行っておりましたところ問題が発生しました..

セクターギアとピストンのギアが噛み合わず、ちょうどギアとギアの両端が重なりロックするような状態です。(写真をアップさせていただきます)

直径1.5mmのOリングが用意できませんでしたので、MP7のピストン付いていた1.7〜1.8mmと思われるOリングを使用したため、僅かながらピストンヘッドが高くなり、このような状態になってしまったと思われます。

解決案として
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@1.5mmのOリングをマルイに注文しカスタムピストンを作り直す(時間がかかりそうですので出来れば別の方法が良いです)

Aピストンの先端を0.3〜1.5mmほど削りギアの噛み合わせ位置をずらす
(強度が落ちるかもしれません)

B純正ピストンのまま、MP7のピストンの金属でできているギアの部分を切って移植する
-------------------
を考えています。個人的にはBが強度的にもいいのではないかと考えておりますが
電拳様のアドバイスを頂戴いただけますと幸いです。

あと一歩のところで思わぬ問題が出てきました..

お忙しい中、恐れ入りますが何卒よろしくお願い致します。

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