空気漏れ箇所を特定するには?
投稿日 | : 2023/02/28(Tue) 12:41 |
投稿者 | : びび猫 |
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こんにちは、はじめまして。びび猫と申します。
ハイキャパEのチャンバーとシリンダーヘッドが壊れたので、
修理ついでにメカボにも手をだしました。
ライラクス
シリンダー、ピストン、ピストンヘッド、スプリング、
ボールベアリング
フリーダムアート
ロングタイトバレル
スプリングを変えていても、ノーマルと
初速が変わりませんでした。72程度。
シリンダーヘッドとシリンダーの間から気密もれ
しているのか、ご意見をお聞かせください。
Re: 空気漏れ箇所を特定するには?
投稿日 | : 2023/03/02(Thu) 21:49 |
投稿者 | : びび猫 |
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一箇所わかりました。
ピストンヘッドのOリングが切れていました。
新しいものにかえたら、初速が75になりました。
Re: 空気漏れ箇所を特定するには?
投稿日 | : 2023/03/02(Thu) 23:52 |
投稿者 | : 南木 |
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びび猫さん、こんにちは。南木です。
ピストンヘッドのOリングが切れましたか。通常切ろうとしても切れない部分なのですが、どうした理由で切れたのでしょうね?
ベアリングを入れてギアの回りがきつくなったりとか、いろいろおかしな部分がありそうです。
ドナー用に新しいハイキャパEを購入されているのなら、この新しい銃をベースにしてカスタムパーツを入れていった方が良いのでは? と思いますがどうでしょう。
とりあえずは、ノーマルでどれだけの初速が出るのかが重要です。もしかするとノーマルに戻した状態でも大幅に初速が下がってるかもしれませんので、その場合は新しい銃をベースにされることをお勧めします。
南木
Re: 空気漏れ箇所を特定するには?
投稿日 | : 2023/03/03(Fri) 00:13 |
投稿者 | : びび猫 |
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南木様
お返事ありがとうございます。
おそらくですが、慣れない状態で何度もメカボックスを閉じようとしたため、どこかに挟まったのではないかとおもいます。
しかし、感覚ですが今回使用したシリンダーヘッドのほうが、すんなり入った感じがしました。
ドナーのハイキャパEは破損した部品を取ったので、今は組み上げられない状態です。シリンダーヘッドなどはマルイで欠品らしく、補充されるまで待つつもりです。
ノーマルをきっちり組むっていう勉強もしてみたいので、こちらはそれ用にとっておこうかと思ってます。
カスタムしたほうにはペルンAB++もついているのと、トリガー詰めをしてあるので、完全なニコイチにあまりしたくないのもあります。
新品パーツだけのノーマルを手元に置きたい気持ちですかね。
Re: 空気漏れ箇所を特定するには?
投稿日 | : 2023/03/03(Fri) 18:17 |
投稿者 | : びび猫 |
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こんばんは、経過を記入します。
南木さまの仰るとおり、ベアリング以外はノーマルにしようとして、また一気に変えないように、ピストンヘッドとシリンダーだけノーマルにしました。
そうしたら、初速が67まで落ちました。
さすがに落ちすぎだと思い、再度ライラクスシリンダー、ピストンヘッドにかえたら、前日75だった初速が68まで落ちてしまいました。
夜中に何度も組み直してもかわらず、今日仕事が終わったら再グリスアップして気密をとろうと思っています。
解決せずにノーマルに戻すのも、原因がわからないままでは勉強にならないと思い、一旦止めています。
考えいるのは、シリンダーヘッドのグリスアップ、メカボのネジを少しだけゆるめ、あたりです。
ノズルとノズルスプリングは新品です。
少しだけ初速あがったのは、逆転防止ラッチのスプリングが曲がっていたので、新品にしたら初速69から70には戻りました。
Re: 空気漏れ箇所を特定するには?
投稿日 | : 2023/03/03(Fri) 22:04 |
投稿者 | : びび猫 |
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試しにスプリングをノーマルに変えてみました。
初速70程度で、ライラクス、さらには極のスプリングとも
同じ初速でした。
Re: 空気漏れ箇所を特定するには?
投稿日 | : 2023/03/03(Fri) 23:14 |
投稿者 | : 南木 |
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びび猫さん、こんにちは。南木です。
解決せずにノーマルに戻すのも、原因がわからないままでは勉強にならないというのは、順序が逆です。
まずノーマル(純正の状態)に戻して、ちゃんと初期の初速が出るのか確認する、ここからがスタートです。
基礎がダメなのに、その上に何を建ててもダメになるのは当然。まずは基礎(ノーマル状態)がしっかりできているか、この確認が一番大切です。
最初にも書きましたが、まずは純正の状態に戻してください。その状態でしっかり初速は出ていますか? 出ていなければ、カスタムパーツの組み込みではなく、純正パーツか組み込み方に原因があります。
南木
Re: 空気漏れ箇所を特定するには?
投稿日 | : 2023/03/04(Sat) 01:09 |
投稿者 | : びび猫 |
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南木様
勉強になります、ありがとうございます。
意を決して、ドナーからベアリングを移植して、ノーマルに戻しました。すると、初速が74mpsに・・・。
ノーマルでこの初速なら、私の認識では十分かと思いますので、
外した中に何か悪さをしている部品がいそうです。
教えて頂いた通りに、明日のサバゲ以降に一個ずつ交換して初速を計測していってみます。
質問ですが、初速に対してベアリングが悪さをするといったことはありますでしょうか?ピストンを引くスピードが遅いと初速が下がるなどあるのでしょうか?
Re: 空気漏れ箇所を特定するには?
投稿日 | : 2023/03/04(Sat) 21:08 |
投稿者 | : 南木 |
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びび猫さん、こんにちは。南木です。
ノーマル状態に戻して74m/sなら十分すぎる数値ですが……単位はm/sですよね?
#MPS(マイル毎秒)とm/s(メートル毎秒)は異なる単位です。
##あとバレルもちゃんと純正に戻してますよね?
74m/sが正しい単位でバレルも純正に戻しているとして話を進めますと、ここから分かることがたくさんあります。
まず最初に懸念をお話ししたグリスアップの失敗、これはなくなります。グリスアップに失敗すると、ノーマル状態でも初速が60台半まで落ちますので、グリスの塗り方に関しては現在の方向で合っています。
次にノーマルパーツの破損も懸念してましたが、シリンダーヘッドやチャンバー・ノズルも含めて、ノーマルパーツも大丈夫そうです。カスタムパーツばかりに目が行って、ノーマルパーツが壊れていたら永遠に原因が分からないままでしたが、ノーマルパーツの心配はこれで不要になりました。
また組み込み方に不具合があるのではとも懸念しましたが、これも正常に初速が出ているなら大丈夫だと分かります。組み込み方が悪くても初速の低下は起こるのですが、ついついパーツに原因を求めがちで組み込み方による不具合は見つけにくいため、今回この部分での原因がないと分かったのは大きいです。
以上を踏まえて、初速低下の原因はカスタムパーツにあると思われますが、もっとも疑わしきはライラのピストンヘッド(ピストンの先端部分)ではないかと思います。
というのも、ライラのピストンヘッドは空撃ち(BB弾を込めていない状態での発砲)を繰り返すと、高い確率でヘッドが割れるからです。
割れるといっても真っ二つになる訳ではなく、細かなひびが入って気密の確保が出来なくなります。見た目には正常なので割れてることに気が付きにくいですが、ノーマルピストンと入れ替えると初速が戻ることで割れに気づく場合が多いです。
ですので、まずはノーマルピストンとライラのピストン(ピストンヘッド込み)を入れ替えて初速を測ってみてください。現状ではこのパーツが原因の可能性がとても大きいと思います。
もちろん他のパーツも含めた複合的な原因という可能性もあるので、一応すべてのパーツを一つずつ入れては初速を測るを繰り返していただかなければいけませんが。
最後にベアリングに関するご質問ですが、わたしも前回ベアリングに関する追加情報を頂いたときに、初速に関係する不具合が起こるだろうかと考えてみたのですが、大きく初速を落とす原因にはなりえないと思い特に言及しませんでした。
ベアリングの場合は連射速度が低下する、もしくは動かなくなるという不具合は出ますが、大きく初速が下がることはありません。とはいえ小さく初速が下がる(1m/s前後)不具合は起こるのですが、正直誤差の範疇といえる程度なので、それほど気にする必要はないかと思います。
ただ、メカボックスが正常に閉じられないというのもある種の不具合と言えるので、ベアリングの組み込みに関するノウハウを少し説明しておきます。
まずベアリングを入れる前に、ギアの確認から始めます。ギアは軸と歯車のはめ込みパーツなので、このはめ込みに不具合がないか確認しましょう。
パーツ同士が浮いていたり、噛み合わせ部分にバリが残っていれば、バリを除去したうえで隙間を埋めましょう。
次にメカボックスの軸受けを入れる部分、ここにもバリが残っていないか確認しましょう。もしバリが残っていたら、カッターでこそぎ落とします。わずかな亜鉛のバリであれば、カッターで落とせます。
次にベアリングをメカボックスに入れる際、軽く(指で押し込む程度で)入ればいいですがどうしても入らない部分は、違うベアリングで試しましょう。8個のベアリングがあれば、どれかは軽く入ると思います。
どのベアリングに入れ替えても、どうしても指の力で入らない場合は、ハンマーで軽くたたいて圧入します。ただし強くたたくとメカボックスが変形するので、あくまで軽くです。たたくというより、ハンマーの重みで自由落下させる時の衝撃だけで入ります。
最後にベアリングとギアだけ入れた状態で、メカボックスが閉じられるか試します。ここも出来れば一度にすべてのギアを入れるのではなく、セクターギアから一つずつ入れ替えて閉じられるか試しましょう。
シムはあとで調整する際に入れるので、最初は入れません。メカボックスを閉じたら、それぞれのギアが軽く回るか確認です。できればモーターも外しておきましょう。モーターが抵抗になるためです。
もしギアが軽く回らない場合、ギアに上下の遊びがあるか確認しましょう。上下に遊びが無ければ、ベアリングの入れ方、もしくはベアリング自体に問題があります。軽く回る軸と回らない軸のベアリングを入れ替えて、軽く回る組み合わせを探りましょう。
大抵はこれでメカボックスを閉じても軽く回るようになりますが、これでも軽く回らない場合は、ベアリングを斜めに圧入しているかもしれません。ベアリングが斜めに入っているかどうかは見た目では分からないですが、斜めになってる場合は必ずハンマーで圧入してると思います。
なのでメカボの軸受けを軽くヤスリで広げ、指の圧入で入るようになれば斜めになることもなくなります。軸穴を広げ過ぎて、ベアリングがグラグラにならないよう気を付けましょう。
ここまですれば異常はなくなるはずなので、最後にシム調整をして終了です。
バリ取りなどは電拳のサイトで紹介してるので参考にしてください。
http://den-ken.net/kaizou/jhan503.html
南木
Re: 空気漏れ箇所を特定するには?
投稿日 | : 2023/03/06(Mon) 20:38 |
投稿者 | : びび猫 |
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南木様
こんばんわ、ちょっとしたご報告申し上げます。
ご指示頂きましたとおり、最初にピストンを変えてみて、
ドンピシャでした。
前回74m/sと報告申し上げましたが、バレルはロングだったので、
ノーマルバレルにしたら72m/sでした。
ピストンを変えた結果は、64m/sまで下がりました。
時間を使い、ノーマルピストンにライラヘッドだけにしたりもして、1個ずつ変えて、影響ないことを確認半ばです。
現在はノーマルピストンヘッドに、ライラピストン下部、ノーマルシリンダー、ライラスプリング、ライラスプリングガイド、ロングバレルに戻して、81m/sまでいきました。
ここからも1こずつ変えて、ベアリングと、強化セクターギアの組込をしようかと思ってます。
ですが、ベアリングはボールのものは使おうか悩み中です。
明らかに今のノーマル樹脂ベアリングがギアの回りがスムーズなので、このままいくか、強度的にメタルのベアリングを買うか悩んでいます。シム調整ができないほどクリアランスない、むしろ締め付けているのは気持ちが悪いです。
そして、ライラピストンヘッドですが、やはり割れていました。
画像が大きいので貼れませんでしたが、見てわかるレベルで裏側が割れていました。
アドバイスありがとうございます!慎重にやっていこうと思います。
Re: 空気漏れ箇所を特定するには?
投稿日 | : 2023/03/07(Tue) 02:09 |
投稿者 | : 南木 |
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びび猫さん、こんにちは。南木です。
とりあえず、原因が分かったようで安心いたしました。
軸受けに関しては純正の樹脂に戻し、時間を掛けてネットで情報を集め、改めて時間が出来たときに挑戦すればいいのではないでしょうか。
基本的に電動ハンドガンもスタンダードもベアリングを載せる方法は同じなので、いろいろな情報(取り付け方)を集めてから再挑戦しても良いかと思います。
ただ、メタル軸受けは止めておいた方がよいでしょう。樹脂軸受けが軽く回るのは、樹脂部分が柔らかくて変形して(凹んで)くれるため、取り付けに多少問題があってもギアがガチガチに固まらないためです。
メタル軸受けは硬くて変形しないため、取り付けに問題があるとベアリング軸受けと同じようにガチガチに固まります。つまり現状では、ガチガチに固まって動かなくなる未来しか見えません。
最初に言ったように、問題が発生したらスタート地点に戻ってから原因の追究・解決を行うのがベストです。問題を解決しないまま他のパーツに頼っても、同じ結果になるだけです。
まずは純正軸受けで動くようにし、そのうえでベアリング軸受けを正しく組み込めるようになりましょう。もしメタル軸受けにしたいなら、最低限ベアリング軸受けを組み込んでも正常に作動させられるようになってからです。
南木