電動ハンドガン・コンパクトマシンガンの激安・格安ガンショップランキング 東京マルイへのリンク
電動ガンピストンリングバリ取り1 電動ガンピストンリングバリ取り2 電動ガンピストンリングバリ取り3
1.ピストンリングについたバリ
 まずは上の写真を見ていただきたいのですが、これはピストンを組み込んだシリンダーを逆光にかざした様子です。ここで注目してほしいのは、ピストンリング(ピストン先端の大きなゴムのOリング)とシリンダーとの隙間から、光が漏れている部分です。どうでしょうか、途切れ途切れに光が漏れている様子がわかるでしょうか?
 この光が漏れている部分が、いわゆる「バリ」と呼ばれる部分です。ゴムリングを製造する時、型から抜き出す際に出来てしまう余分なゴム片がバリの正体です。この場合、バリがピストンリングの外周部分に付いているため、隙間ができて光が漏れ出しているというわけです。
2.バリを取る理由
 ここでは、このバリを取るのが作業内容です。ではどうしてバリを取らなければいけないのかというと、このわずかな隙間から空気が漏れると初速低下を招く危険性があるからです。
 上図はシリンダーとピストン部分を描いた図です。シリンダー内をピストンが前進し、空気を圧縮して弾を飛ばすのがエアーソフトガンの原理です。しかしシリンダー内で空気が漏れていると、圧縮の力が弱まり、弾を飛ばす力も下がってしまいます。
 ピストンリングにバリが残っていると、この部分から空気が漏れる可能性があるので(上図水色矢印)、バリを取って空気漏れを防ごうというのが今回の趣旨です。
3.バリは耐水ペーパーで擦り取る
 ではどうやってピストンリングのバリを取るのかというと、耐水ペーパー(水砥ぎ用紙やすり)で擦って削り取ります。ただしバリ自体が非常に小さいため、使う耐水ペーパーも1500番か2000番の目の細かいものにしましょう。
 作業自体はバリを耐水ペーパーで擦るだけの非常に簡単なものですが、擦りすぎてOリングを変形させないように常に削る量に気を配る必要があります。上写真の上側が作業前、下が作業後です。ピストンリング外周の真ん中にあった筋(バリ)が消えているのがわかるでしょうか? このように筋が消えてなくなれば作業は終了です。
TOP > MAINTENANCE > バリ取り1/2ページ
TERMS OF USE (C) Copyright 2005 Dendoukenjukoubou All rights reserved. you are visitor number