10.スイッチ部分のグリス
メカボックスやノズル周りのグリスアップが終わったら、次はスイッチ部分に接点グリスという特殊なグリスを使います。
接点グリスは、通電時の火花を抑えることで端子の寿命を延ばしてくれる、便利なグリスです。スイッチユニットの中にある金属端子に、薄く広げて塗ればOKです。
小まめに塗り直すのが手間な人は、多めに塗っても大丈夫です。塗る量が多くても、性能が下がることは無いので。 |
11.グリスアップ後の作業
最後に、フレームに残っているグリスを除去します。高速回転するギアから飛び散ったグリスが、グリップ部分のフレームに付着する場合がある(上写真)ので、綺麗にふき取りましょう。
あと、シリンダーやノズル周りに塗ったグリスは、200発ほど弾を撃つ間に余分なグリスが剥がれ落ちて、チャンバー・バレル部分に出てきます。これを綺麗に拭い取れば、グリスアップは終了です。
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12.やってみた効果:大あり!
G18C初期タイプでのグリスアップ結果です。最初はノズル周りにシリコングリスを使い、初速が作業前より下がりました。
いろいろ原因を探り、ノズル周りに高粘度グリスを使えばよいと分かった後は、初速は無事に上がりました。
まだ新しい銃で塗り直したので効果は少しですが、使い古した銃(グリス)ならもっと効果が出たでしょう。皆さんも定期的に、グリスアップをしてみましょう。 |