7.電ハンのノズル周りは要注意
電動ハンドガンのノズル周りに高粘度グリスを使うのは、シリコングリスでは十分な気密保持が出来ないからです。
電動ガンの分解に詳しい人ほど、この部分にシリコングリスを使ってしまい、その結果初速を低下させてしまいます。
電ハンのノズル周りには、必ずマルイの高粘度グリスを使いましょう。ただし高粘度グリスを使うのはノズル周りだけで、ピストンやシリンダー内にはシリコングリスを使ってください。 |
8.グリスを使い分ける際の注意
塗布するグリスを使い分ける場合、なぜそのグリスを塗るのか考えましょう。
例えばセクターギヤなら、スパーギヤと噛み合う部分は金属用グリスを、ピストンや軸受けと噛み合う部分は樹脂用グリスを、それぞれ使い分けないといけません。
このようにグリスを塗るときは、どのパーツと噛み合うのか、気密性が重視されるのか？ 潤滑性はどうか？ 耐荷重性は？ そういった点までよく考えてグリスを塗り分けるようにしましょう。 |
9.グリスを塗布する量について
グリスは、薄く塗り広げましょう。たくさん塗り過ぎても剥がれ落ちますし、また剥がれたグリスが他のグリスと混ざるのも良くありません。必要最低限の量だけを、薄く伸ばして塗るよう心がけましょう。
ただし、ピストンヘッドとノズルガイドのOリングだけは、可動域が広く気密の確保が重要になるので、上写真のようにすこし多めにグリスを塗ってください。多く塗りすぎても、200発ほど撃てばバレルから余分なグリスは出て行きますので。
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