1.モーター位置調整について
モーターとメカボックス、それぞれのギアの噛み合わせが悪いと、ギアノイズが大きくなる・バッテリーの持ちが悪くなる・連射速度が遅くなるなどの症状が出ます。
このような場合に必要になる整備が、モーター位置調整です。
軸受けやモーター・旧ラッチを交換した際、もしくは誤ってモーター位置調整ネジを回してしまった際には、モーターの噛み合わせを正常な位置に調整しましょう。 |
2.なぜ位置調整は必要か
なぜモーター位置調整をする必要があるのかというと、モーターのピニオンギアとメカボックス内のベベルギアには、最適な噛み合わせ位置が決まっています。
ところが軸受けやシムを交換すると、厚みが異なる分だけベベルギアの位置が上下に変わってしまいます。そうなると、ピニオンギアの位置も最適な噛み合わせになるよう、左右に変えないといけません。このためモーター位置調整が必要となります。 |
3.ベベルギア以外の取り出し
それでは作業ですが、まずベベルギア・軸受け・シム・モーターのみの状態でメカボックスを組み立て、銃に組み込みます(旧逆転防止ラッチの電動ハンドガンのみ、ラッチも付けてください)。ギアには、軽くグリスを塗りましょう。
バッテリーを繋いでトリガーを引くと、ピストンが組み込まれていないので、「ジャー」というギアとモーターの回転音のみが聞こえるはずです。
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