| 1.モーター慣らしについて モーター慣らしとは、その名の通りモーターの慣らし運転です。負荷の掛からない状態でモーターをゆっくりと回し、内部の通電部分(コミュテーター
            )の当たりをよくしてモーターの効率を良くする作業です。
 ただし慣らし運転なので、購入直後にするのがもっとも効果的。残念ながら使い込んだ銃には効果がありません。またこの作業は一度するだけでよく、繰り返し行う必要はありません。
 この作業では、電池ニ本、電池ケース、配線、ビニールテープが必要となります。どれもホームセンターの電気売り場で購入できるので、用意してください。
 
 | 2.モーターとギアのセット それでは実際の作業ですが、まずメカボックスを分解し、モーターだけを取り付けてください。もしここでギアの慣らしも一緒に行う場合は、ギアとシムも一緒につけて下さい(逆転防止ラッチは付けない)。
 ギアの慣らしとは、負荷の掛からない状態でギアを回すことで、ギアの噛み合わせをよくしようという作業です。ただし電動ガンのギアは精度が高いので、必ずしも慣らし運転をする必要はありません。
 ではモーターを取り付けたら、ギアボックスを閉じてモーターを固定しましょう。
 
 | 3.配線の接続 モーターには最初から+と-の線が付いていますが、これは7.2vバッテリー用の配線なのでモーター慣らしには使えません。そこで慣らし用の新しい線を繋ぎます。
 新しい線を繋ぐといっても、半田つけする必要はありません。どうせ作業が終わればすぐ外すからです。それでは用意した配線の皮膜を少しだけ破り、赤い線をモーターの+に、黒い線は-の端子に付け、ビニールテープで固定してください。
 モーター本体とショートしないよう、あらかじめモーターの端子周りにビニールテープを巻いておくとよいでしょう。
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