4.モーターの駆動
モーターに線が繋がれば、あとは電池ボックスに線を繋いでモーターを動かすだけです。時間は20分ほどで十分です。
写真ではメカボックスのなかにギアが入っていますが、先ほどもいったようにモーターの慣らしだけならギアをセットする必要はありません。
もしここでモーターが動かない場合、ビニールテープで固定した線が外れています。配線がズレていないか、ショートしていないか、確認してください。
ちなみに写真では単三電池とシリコンコードを使っていますが、用意する電池や配線は何でも構いません。 |
5.モーターの清掃
モーターの慣らし運転が終わったら、コミュテーター部分の清掃をしましょう。モーター本体の側面に細長い穴が空いています。その穴の中をのぞくと上写真のようになっています。青い矢印で示した銅の円柱部分がコミュテーターです。脱脂洗浄剤をつけた綿棒などを入れてこすると、黒い汚れが落ちます。モーターについているギアを回転させるとコミュテーターも回るので、裏側までしっかり磨きましょう。
コミュテーターの汚れを落とせばモーター(ギア)の慣らし運転は終了です。
(コミュテーター部分の清掃のみ、定期的に行うことをお勧めします) |
やってみた効果：なし
はい、ありません。まったく効果なしです！ 初速も連射速度もギアノイズも何も変わりません！ とはいえ、これは最初から分かっていたこと。モーター慣らしは、モーター本来の力を出すための準備運動のようなもので、慣らし運転をしたからといって劇的にパワーが上がったり、連射速度が速くなるわけではないからです(ギアの慣らしも同じ)。
まあ、ラジコンなどでは昔からよく行われている作業ですし、理論上は行う方が良いということになっています。でも手間の掛かる作業なので、暇ならやってみる？ 程度に考えておきましょう。 |
