コンパクトさと高性能を両立させた |
「電動コンパクトマシンガン」シリーズの登場
2006年春、電動ハンドガンシリーズ以来となる新しいカテゴリーの銃が発売された。「電動コンパクトマシンガン」シリーズである。
その開発コンセプトは非常に明確だ。電動ハンドガンで実現できなかった、コンパクト電動ガンとしての地位確立である。そのためコンパクトマシンガンには、電動ハンドガンの技術を流用したコンパクトサイズに、より長距離射撃に向いたロングバレルや伸縮式ストック、多弾装フルサイズマガジンなどが採用され、従来の電動ガンに負けない装備・性能が盛り込まれた。
つまり、電動ガンと電動ハンドガンの長所を合わせた銃の登場である。 |
ハンドガン以上ライフル以下
さらに進歩したこの銃があれば、従来の電動ガンや電動ハンドガンの代わりとして、幅広く活用することが出来るだろう。ただし過度の期待は禁物である。なぜなら長所と短所は、常に裏表だからだ。
従来の電動ガンと比べコンパクトだが、ハンドガンとは倍以上のサイズ・重量がある。バレルの長さや初速・バッテリー容量も従来の電動ガン以下であり、ストックも安定した固定ではなく伸縮(展開)式だ。
従来の電動ガンと電動ハンドガンの中間に位置する製品のため、下手をするとどちら付かずの中途半端な製品になりかねない危険性があるのだ。 |
従来のどの電動ガンよりもコンパクト |
|