7.コン電用ピストンの移植
スプリング強化の次は、コンパクトマシンガン用ピストンの移植です。
コンパクトマシンガンのピストンは歯の数が一枚多い分、より多くの圧縮空気で初速を高めることが出来ます。このピストンを電動ハンドガンに移植することで、コン電並みの初速に高めます。
ただしコン電のピストンを電ハンに組み込むには、複数のパーツを改造・自作する工作技術が必要となる点にご注意ください。 |
8.ピストンの移植方法
まずコンパクトマシンガンのピストンは、歯の数が一枚多い分(約3mm)長くなっており、そのままでは電動ハンドガンで使用できません。
そこでピストンヘッドを薄くして、ピストンが長くなった分の帳尻を合わせます。これならピストンヘッドを自作するだけで、簡単に長いピストンを組み込めるようになります。 |
9.薄型ピストンヘッドの自作
まず0.5mm厚のステンレス板から、直径19mmの円板を二枚切り抜きます(表面と裏面用)。
円板の中心にネジ止め穴を開けますが、裏面になる一枚は直径3mmの穴を、表面になる一枚にはテーパーをつけた4mmほどの穴を開けましょう(後で微調整します)。
また表面に空気取り入れ口を開け、穴にはテーパーを付けます。穴の位置やサイズは、純正ピストンヘッドを参考に。 |