10.ピストンヘッドの組み立て
0.5mmと1mm厚のゴム板を用意し、直径16.5mmくらいの円形に切り抜きます。
次に0.5mm厚のゴム板には4mmの、1mm厚のゴム板には3mmの穴を中心に開け、二枚を両面テープでくっつけます。
くっつけたゴム板をピストンヘッド表面に重ねると、六ヶ所の空気取り入れ口とかぶるので、丸く切り抜きましょう。
0.5mm側にヘッド表面を、1mm側に裏面を両面テープでくっつけてヘッド完成。 |
11.Oリングと固定ネジの用意
ピストンヘッドの固定ナット(先端から飛び出している樹脂部分)を切り落とします。
ピストンヘッドをネジで固定すると、ネジの頭が0.5mmほど出るため削り取ります。削りすぎるとネジ溝が無くなるため、ネジの埋め込み深さで調整しましょう。
最後に径1.5mmのOリングを取り付ければ、完成です(旧純正Oリングは、2.0mmあります。マルイで新ピストンを注文すれば、1.5mmのOリングが手に入ります)。 |
12.ピストンヘッド作成の注意点
ピストンヘッドは大きすぎるとシリンダーを引っ掻きますし、小さすぎるとOリングが抜けてしまうので、大きさと中心軸が狂わないよう正確に作りましょう。
ヘッドのOリングは、指で回せるくらいの自由度が必要です。もしOリングが圧着して回らないときはネジを少しゆるめ、それでも回らなければ中心部分のゴム板に0.1〜0.2mmくらいのスペーサーを入れて間隔を広くしましょう。 |