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電拳カスタム 電動ハンドガンのシリンダーを減径して初速をアップさせる 電拳カスタム 減径シリンダーによる初速アップの理論 電拳カスタム コン電用ピストンを電ハンに移植するためのピストンヘッド自作
1.減径シリンダーで初速アップ
 耐久性の低い電動ハンドガンのため、今回はノーマルスプリングを使って初速を上げる方法として、コンパクトマシンガン用のピストン移植と減径シリンダーを組み合わせたカスタムを紹介したいと思います。
 ピストン移植でシリンダー容量を増やすのに、減径シリンダーでシリンダー容量を減らす? どういうこと? という方のために、まず減径シリンダーの仕組みについて説明しましょう。
2.減径シリンダーのしくみ
 上図の説明で分かるように、シリンダーの直径を絞ることで、内圧を高めることが出来ます(油圧ジャッキと同じ原理)。圧縮空気量こそ減りますが、代わりに圧力が大幅に強まることで初速は高まる訳です。
 しかも今回は、コン電用ピストンを移植することで圧縮空気量を増やすため、減径による空気のロスを考えなくて済みます。
 弱いスプリングでも強い力を出せる、それが減径シリンダーによるカスタムです。
3.薄型ピストンヘッドの作成
 コン電用ピストン移植は、「第3回:コン電ピストン移植」にて詳しく説明しているので、ここでは概要だけ説明します。
 まず、0.5mm厚のステンレス板から直径17mmの円板を二枚切り抜きます。円板の中心にネジ止め穴を開けますが、裏面になる一枚は直径3mmの穴を、表面になる一枚にはテーパーをつけた4mmの穴を開けます。また表面には空気取り入れ口を六つ開け、テーパーを付けます。
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