4.ピストンヘッドの組み立て
0.5mmと1mm厚のゴム板を用意し、直径14.5mmくらいの円形に切り抜きます。
次に0.5mm厚のゴム板には4mmの、1mm厚のゴム板には3mmの穴を中心に開け、二枚を両面テープでくっつけます。
くっつけたゴム板をピストンヘッド表面に重ねると、六ヶ所の空気取り入れ口とかぶるので、丸く切り抜きましょう。
0.5mm側にヘッド表面を、1mm側に裏面を両面テープでくっつけてヘッド完成。 |
5.Oリングと固定ネジの用意
ピストンヘッドの固定ナット(先端から飛び出している樹脂部分)を切り落とします。
ピストンヘッドをネジで固定すると、ネジの頭が0.5mmほど出るため削り取ります。削りすぎるとネジ溝が無くなるため、ネジの埋め込み深さで調整しましょう。
最後に直径18mm・厚み1.5mmのOリングを取り付ければ、完成です。今回は減軽シリンダーのため、純正Oリングは流用できないので注意してください。 |
6.セクターギアの加工
電ハン用とコン電用では、ノズルを動かす突起の位置が異なるため、そのままではコン電用のセクターギアを電ハンで使用することは出来ません。
そこで余分な突起を削り取り、また突起のない場所には2mmの穴を開けて金属シャフトを差し込むことで突起を新設します。
この加工を行えば、コン電のセクターギアを電ハンでも使用できるようになります。 |