7.減径シリンダーの作成
まず20mmのアルミパイプを19.8mmまで削り、32mmの長さに切断します。シリンダーと同じ長さにすると、シリンダーヘッドが入らなくなるのでご注意下さい。
次にアルミパイプの中に凹凸(成形時の歪みや溝)がないか確認し、もしあれば目の細かな紙やすりで平らに磨きます。
最後にパイプの外側(シリンダー内側)にグリスを塗り、シリンダー「後部」から小槌で圧入すれば減径シリンダーの完成。 |
8.ピストンの動作チェック
減径シリンダーが完成したら、ピストン・セクターギアと一緒にメカボックスへ仮組みし、動作チェックを行います。
セクターギアを指で回すとピストン後部の歯がベベルギアと接触し停止するので、歯を削りギアが最後まで回るようにする。
最後にシリンダーの気密確保をチェックして終了です。ピストン前進時に空気が漏れていたり、後退時に吸気出来ない場合は、ちゃんと対策を施しましょう。 |
9.減径シリンダーの効果
標準は第二回ポン付けカスタム時の初速で、そこからコン電用ピストンに乗せ換え(移植)で約1m/sの初速アップ、さらに減径シリンダーに変更で約1m/sの初速アップ。
このコン電ピストンと減径シリンダーを搭載すれば、ノーマルスプリングのG18Cでも初速は約80m/sになり、バレルを延長すれば84m/sを越えることも可能です。
ノーマルスプリングで初速を高めたい人はぜひこのカスタムをお試しください。 |