34.最後列スタートという問題
大きな問題その1は、最後列スタート。
初弾は最後列からスタートなので、トリガーを引いた瞬間に発砲し、モーターやギアの加速する時間はありません(速い)。
この為ピストンはプリコック部品でのみ後退し、ピストンは中間で止まることに。
次弾は中間スタートなので加速してから発砲、再び最後列に(遅い)。3発目は最後列スタートで再び中間に(速い)と、反応の速・遅を交互に繰り返すことになります。 |
35.最前列スタートという問題
大きな問題その2は、最前列スタート。
サバゲでは、状況に応じてフル・セミ切り替えて使いますよね。このときフルは、トリガーから指を離した場所で停止するため、最前列で止まることもあります。
もし最前列で停止したピストンでプリコック機能を使うと、どうなるか?
ピストンの後退距離が長い → モーターやギアの加速する時間も長い → 惰性での後退距離も長い → 最後列で止まれない。 |
36.最前列スタートを前提に!
つまりフル・セミを切り替えて使うと、セミがバーストに変わり、再調整するまで単発での発砲は出来なくなります。
以上のように、大きな問題が2つ生じる訳ですが、まずセミがバーストになる問題は、最初から最前列からスタートして最後列に止まるよう調整すれば解決できます。
これなら最前列から最後列まで、ピストンがどこに止まってもバーストにならず、フル・セミ切り替えながら使えます。 |