43.鋭いトリガーのレスポンス
それではセミからの調整の効果ですが、上表を見れば速い反応が続くことが分かると思います。バーストからの調整と同じようなバラつきはありますが、平均値でも十分にプリコックを体感できる速さです。
調整は感覚頼り・バーストになると最初からやり直しと、調整は難しいですが確かな効果を得られる調整方法といえます。
ただしこの効果を運用するには、数多くの欠点と向き合わなければいけません。 |
44.フル・セミ切り替え使用は不可
既にお気付きと思いますが、セミからの調整には、フル・セミを切り替え使用するとセミがバーストになる欠点があります。
今回の調整は、ピストンが最後列からスタートして最後列で止まる調整です。しかしフルで使用すると、ピストンは最後列以外で止まり、加速する空間が出来ます。
この状態で再びセミに戻しても、モーターやギアが加速しすぎて、最後列で止まれずバーストになってしまうのです。 |
45.使い方次第で欠点を隠せる
つまりセミオートでしか使えない調整方法ですが、使い方次第で欠点を隠せます。
例えば、セミオート限定戦での使用であれば問題ありませんし、セカンドアームとして携帯するならセミだけでも十分です。
またメインアームとして使う場合、序盤はセミで必中を狙い、敵に囲まれる中盤以降はフルに切り替えバラまく(セミに戻さない)使い方でも問題はないでしょう。
(一度バーストになると再調整が必要です) |