52.細かな注意点を追加説明
ここからは、今回説明できなかった注意点について追加の説明です。
まず調整を行う際は、必ず弾を込めてから発砲してください。空撃ちをすると銃が壊れるのも理由ですが、空撃ちによりピストンの速度が上がると(惰性による後退が延びて)正確な調整が出来ないからです。
いちいち弾を込めるのは面倒と思いますが、調整時に限らず普段から電動ガンでは空撃ちをしないよう気を付けて下さい。 |
53.バーストから単発にならない
同じく調整の際、ダイヤルを回してもバーストから単発にならない場合、コンデンサー容量を4.7μFに変えて下さい。
具体的には、連射速度が20発/秒を超え始めると、ピストンが速すぎて(惰性による後退距離が延びて)、最後列で止まれない症状が出ます(どうしてもバーストになる)。
この場合、コンデンサー容量を10μFから半分の4.7μFに変えると、コンデンサでの後退距離が短くなり最後列で止まります。 |
54.すぐ単発になる(短いバースト)
先ほどとは逆に、ダイヤルを回すとすぐ単発になる・バーストの区間が短い場合、連射速度が18発/秒に達していません。
バッテリーが弱っている・モーターが弱っている・メインスプリングが強すぎる・グリスの粘度が高すぎるなど、こうした症例に覚えがあれば改善してください。
バーストから単発・もしくは単発からバーストに切り替わるのが、ダイヤル中央辺りになるよう調整出来れば理想です。 |