55.個体差が生じることも
今回のカスタムでは、連射速度18〜20発/秒ほどを想定して説明しています。
ただ、連射速度はあくまで目安であり、連射速度が合っていてもダイヤル調整が説明通りに動かない個体もあります。
その際には、先ほど説明した通りコンデンサー容量を調整して対応してください。
小さい抵抗でバースト・セミが切り替わるなら容量を多く、大きな抵抗で切り替わるなら容量を少なく、変更してください。 |
56.必要な部品は最初にそろえる
もしコンデンサーが10μFなのか4.7μFなのか不安のある場合は、両方購入しておくことをお勧めします(単価も安いので)。
例えばカスタムやバッテリーの買い替えで、連射速度が変わるのはよくあることです。その際にコンデンサーを容量変更のため買い直すと、送料の方が高くつく場合が多いです(部品50円、送料600円とか)。
後から買い直すと手間も金も掛かるので、それなら最初に買っておきましょう。 |
57.部品の寿命にも注意
コンデンサーの容量と同じく注意が必要なのが、半固定抵抗器の寿命です。
半固定抵抗器は熱に弱く、ハンダの熱で壊れたり寿命が短くなる場合があります。またダイヤルを頻繁に回すと、やはり寿命を短くします(半固定で使う部品なので)。
ダイヤルを200くらい回すのは大丈夫でも、400・600と数を重ねると、抵抗部分が削れて調整できなくなるので、半固定抵抗器も予備を含め複数購入がお勧めです。 |