番外10.トリガー調整の傾向
それでは最後に、トリガー調整の注意点について説明を加えたいと思います。
トリガーは、短く・軽い方がゲームに向いています。引きが短い方が素早くトリガーを連射でき、抵抗が軽い方が指や腕に余計な力が入らず狙いが安定するからです。
ただし、ストロークが短すぎると連射し難かったり、トリガーに抵抗がある方が発射の感覚が分かってよい人もいるので、最後は各人の感覚に合わせ調整して下さい。 |
番外11.一番の敵は「感覚」
説明と矛盾しますが、トリガー調整で一番障害となるのが自分の感覚です。
自分に合わない設定でも長く使っていると、その設定に慣れてしまいます。一度慣れると、たとえ最適な設定に調整できたとしても違和感を覚え、結局自分に合ってない元の設定に戻してしまうことも。
逆に、苦労して改善作業を行ったのだから、きっと良くなってると思い込み、合ってないのに合っていると錯覚することも。 |
番外12.どこを改善したいか明確に
人の感覚はあいまいなので、自分に合っているか確認する際は拙速な判断は避け、時間をかけてよく考え判断しましょう。
また不満点を洗い出し、その不満を解消する形で作業を行えば、より自分に合った設定に近づけることが出来るでしょう。
逆に不満が無ければ、あえて改善作業を行う必要は無いと思います。初速や連射速度のように数値で表せない改善作業は、必要に応じて行うべきでしょう。 |