番外4.穴を空ける場所の条件
ピンを入れる穴を空けるには、以下の条件に合う場所に穴を空けてください。
まずクリップピンやスプリングが入る、十分な深さがあること。そしてトリガーを引いている間、ピンが穴の中に下がったままになる場所であること。
以上の条件を満たせば、トリガーに関係する他の場所(トリガーリンクやトリガーバーなど)にピンを埋め込んでも構いません(不安定なので、お勧めは出来ませんが)。 |
番外5.ピンの素材と大きさ
今回ピンを真鍮素材から削り出したのは、M9のトリガーが金属製だからです。G18Cのように樹脂製のトリガーなら、ピンも樹脂素材で作成して大丈夫でしょう。
ピンのサイズは、2.5mmがベストという訳ではありません。用意したスプリングやドリルのサイズが2.5mmだっただけです。
抵抗の強さはピンの大きさや形状・スプリングの太さで大きく変わるので、さまざまなピン・スプリングを試して下さい。 |
番外6.効果は微弱
ピンの埋め込みを行った効果ですが、残念ながらテコの原理で抵抗が弱まってしまい、強い抵抗にはなりませんでした。
元々ハンドガンのシアは大きなスプリングが抵抗の元で、小さなスプリングで同じ抵抗を作るには無理があるようです。
ピンの大きさや形状を工夫し、導電板の抵抗とタイミングを合わせれば、少しは抵抗を強くできるかもしれませんが、手間などを考えると勧め出来ないカスタムです。 |